3月23日(木曜日)

Guppy   2023年3月23日   3月23日(木曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「今日は雨 お昼前には きっと降る」

皆さん、昨日のフィギュアスケートの世界選手権見ましたか。ペアの三浦璃来・木原龍一組のショートプログラム、すごく引き込まれてしまいました。観客も同じだったのでしょう。演技が終わったら皆さんスタンディングオベーションでしたから。各々でスピンしているのに、息がピッタリで同時に回っていました。たいていはちょっとずれたりすると思うのですが、昨日は調子が良かったのか全くずれてはいませんでした。ショートプログラムが終わった時点での80点越えは当の本人達もビックリしていました。2位のアメリカのA.クニエリム・B.フレイジャー組とは6.08点差です。この調子で今日のフリーも1位になります様に。

さて、女子シングルのショートプログラムは坂本花織選手が暫定1位となりました。ショートカットの髪の毛を染め、ピアスもしておしゃれになりました。が、段々コーチに似てきた様な気がするのは私だけでしょうか。演技は何の心配もありませんでした。いつも通り、審査員席に向かってアピールするところも同じだし。得点は79.24。2位のイ・ヘイン選手(韓国)とは6点以上差をつけて終わりました。暫定3位の三原舞依選手も73.46と2位との間はわずか0.16となりました。これはフリーが楽しみですね。

坂本選手も三原選手も同じ中野園子コーチですが、私は三原選手の演技の方が好きですね。坂本選手はダイナミックですが、三原選手は曲の一音一音に合わせて演技をするところがちょっとだけ羽生結弦に似ている様な気がします。せっかく「戦場のクリスマス」に合わせて哀しげな演技をしているのに、観客の大きな手拍子が曲を明るい曲に変えてしまってちょっとだけ残念な気がしました。

今晩はペアフリーと男子シングルのショートプログラムですね。これも見られたら見たいと思います。

只今夜の9時を過ぎました。パパが帰って来るまでペアフリーを見ていました。アメリカのA.クニエリム・B.フレイジャー組はすごかったです。ジャンプミスはありましたが、リフトはまるでアクロバティックなものばかりでした。これじゃありくりゅうペア(三浦璃来・木原龍一組)は勝てないのではないかと心配しました。実際、2つあるスロージャンプのうち、スロートリプルループで三浦選手が転倒したので、終わった途端三浦選手は泣き崩れていました。それが、キス&クライで得点を見て嬉し泣きになって、相当ストレスがあったんだろうなと思いました。フリーだけの得点では2位となりましたが、ショートプログラムとの合計で優勝したのです。ホッとしました。これで、りくりゅうペアはグランプリファイナル優勝、四大陸選手権優勝、そしてこの世界選手権も優勝して、主な国際試合で3冠達成したことになるそうです。おめでとー♪・゚・(P∀`q)・゚・

男子シングルのショートプログラムでは、カナダのキーガン・メッシング選手(31歳)が今季で引退するとかで、試合と言うよりはほぼアイスショーみたいにサービス精神旺盛で滑りました。もう滑るのが楽しくて楽しくて仕方が無いといった感じでした。客席からも手拍子がいっぱい。実はこの選手、母方のご先祖様が移民第1号の永野万蔵と言う人で有名な方だそうです。だから、この日本で開催された世界選手権が最後の試合となる偶然をとても大切に思っているみたいです。何かその気持ちわかる様な気がするなあ。ルーツだもんねぇ。

では、お待たせの宇野昌磨選手の演技です。物凄く演技していて気迫というものがありました。只、ジャンプは練習中に右足を痛めたらしいのですが、何の問題もなく跳んでいました。けれど、ステップシークエンスはレベル3に落ちていました。ランビエールコーチは褒めて育てるコーチですが、宇野選手には甘過ぎるのではないでしょうか。100点越えをしたアメリカのイリア・マリニン選手は4回転アクセル(4回転半のジャンプ)が跳べる選手だから4回転半は跳ばなくても余裕でジャンプしていましたが、今の宇野選手に100点越え出来るでしょうか。おーっと、宇野選手104.63を叩き出しました。技術点ではマリニン選手におよびませんでしたが、芸術点で差をつけました。まるで羽生結弦とネイサン・チェンみたいに。

さて、そろそろナイト・ルーティンを始めなければ。ではご機嫌よう。