天気 「当分は 寒くて雨が 降り続き」
さて、お待たせしました。今日は録画しておいた女子フリーの演技を見ます。誰が優勝したかは皆さんの方がよくご存知でしょうが、しばらくお付き合い下さいませませ。
では、ショートプログラム3位のベルギー初の出場者ルナ・ヘンドリックス選手。ミス無しの人が何故か冒頭の3ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプでミスして、3フリップジャンプでは転倒。ジャンプは全て両手上げの状態なので多分出来栄え点を上げる狙いなんでしょうが、ミスしたら元も子もないですね。終わった途端悔しそうな顔をしていました。フリーの得点は転倒による減点1.00込で122.11。ショートプログラムとの合計は196.35でした。
次はショートプログラム2位の三原舞依選手。全てにおいて1つ1つ丁寧にこなすところがこの選手の良い所ですねと解説の荒川静香さんが言っていました。なるほどー。最後のジャンプ3ループが2ループになってお手付きしそうになったのを何とか堪えた様に見えましたが、ジャッジでは転倒扱いになっていました。というわけで、転倒の分1.00が減点されてフリーの得点は133.59でした。ショートプログラムとの合計は208.17でした。
最後はショートプログラム1位の坂本花織選手。終わったばかりの三原選手に対して拍手をしていました。その姿をカメラマンが真横から撮っているから、止めるに止められなかったでしょうね。3ルッツジャンプは何とか堪えたのですが、その後のスピンが何とレベル2でした。いつもならレベル4なのに。後半もジャンプミスが目立ちました。3フリップ3トゥループのコンビネーションジャンプが2フリップになっちゃって単独ジャンプになってしまいました。そして、最後の3ループジャンプが何と1ループになってしまいました。冒頭の2アクセルジャンプ（2回転半）はあんなにきれいだったのにね。というわけで、フリーの得点は116.70（技術点50.25は出場者の中で最下位でした）で、ショートプログラムとの合計は192.56でした。
結果は優勝が三原選手、2位がアメリカのイザボー・レヴィト選手、3位がベルギーのヘンドリックス選手となりました。坂本選手は6人中5位となりました。松岡修造さんがインタビューをしたら、何気ない一言で坂本選手は涙があふれて止まりませんでした。松岡の馬鹿！！！ 以上でグランプリファイナルのレビューを終わります。いやあ、今シーズンのグランプリファイナルは面白かったですね。女子も男子もペアも皆金メダル。ロシア勢が居たらこんな結末にはならなかったでしょう。ま、今だけですね。ではまた全日本選手権でお会いしましょう。