4月18日(月曜日)

Guppy   2005年4月18日   4月18日(月曜日) はコメントを受け付けていません

天気「青空に桜舞い散る並木道」


胆石症日記(手術後62日目)

 今日は最後の外来。大病院だけに待ち時間が長かった。主治医も大忙しで走っているし、救急車も何台も来ていた。入院患者は列をなしていた。

 やっと呼ばれて診察室に入って先月した血液検査の結果を聞いた。特にどの数値も肝機能も異常が無いし、本人の自覚症状も無い様なので、次また変化があった時に診るという事で良いかと聞かれたのでそれで良いですと答えた。昔だったら一方的に終わったものだが、今は患者の同意をいちいち聞くみたいだ。今胆管に石が有るか無いかはここではわかりませんとは言っていた。何故なら、胆のうは無くなったが石が出来なくなったわけではないので、次は胆管に出来る可能性があるから…。私はたまたま胆石が見つかったから気になって取ってもらったが、胆石症の人は今後も出来る可能性が高いので、気になる人は定期的に検査をしたら良いと思う。

 さてお会計。今日は3割負担で220円だった。安い。診察だけだとこんなに安かったんだ。

 全快したという事で、帰りにデパートへ寄って「快気祝い」を買う。石鹸やタオル、洗剤など無くなる物が良いそうだ。うちは、ギフト売場にて実家の兄にも弟宅にも一律でサラダ油の詰め合わせを買った。のし紙は当然「快気祝い」で結びきり、中央下に名字を書いてもらった。会社にはデパ地下で皆のお茶菓子になるような詰め合わせを選んだ。だいたい頂いた見舞金の1/2か1/3、または一律でも良いそうだから、ここでは1/2の金額のにした。ちゃんと「快気祝い」ののし紙を付けて包装してもらう。

 これで全て終わった。あー長かった。先月で終わりだと思っていたから長いのなんのって、早速今日は夫が会社へ「快気祝い」を持っていった。美味しかったら良いのだけれど…。

 これで「胆石症日記」はおしまいにします。皆様のお役に立てたら幸いです。最後に一つ、胆石症は詰まったり炎症を起こしてからでは入院が長引くので、見つかったらすぐに取る事をおすすめします。

 なお、「健康保険被扶養者高額療養費支給決定通知書」については5月20日の日記を見て下さい。


今朝は4時半起床。早朝覚醒みたい。今から2度寝すると息子の朝ご飯の用意が出来そうにないので、起きている事にした。

カマを飲むのを止めて4日目になる。元々私は自然主義者だし夫も同じ意見だからだ。常用するとすぐ下痢になってしまい止まらなくなるので、もうカマをもらうのは止めようと思う。やっぱ便秘でも自然に出るのが一番だと思うから…。

昨日よその掲示板に書き込みしていて思い出した。母は私が21才の時、替え玉を立てて私に1億円の保険をかけたのだった。支払人も受取人も母の愛人だった。まだ保険金詐欺の言葉も無かった頃の話である。商売でお金に困れば真っ先に私は狙われただろう。私はその時死を覚悟した。実の母親にかけられたのである。何と言い訳されようが、もう母は母では無くなったと思った。結局、保険会社の調査部がまだ若い娘に他人が1億もの保険をかけた事で不審に思い、調べにきて発覚したのだ。それで保険会社に免許証を見せて直談判したが相手にされなかったので、つてを頼って警察の捜査2課の偉い人に電話で脅しつけてもらいやっと難を逃れた。後で保険会社がお詫びに来たそうだ。私の家出中の出来事である。母は身内しか信じないらしくすぐ商売の話を持って来るが、私はその度に断り続けて来た。何故かと言うと商売に失敗したらすぐに自分だけ逃げて、残された身内を捨て駒にするから。でも今の私にはもう断り続けるエネルギーもないし、パパや息子が巻き込まれるのは困る。やはり音信不通にするしかないだろう。

今日は病院の行き帰りに兼六園の桜のトンネルの中を通って行った。花びらが散り始めていて素敵だった。夕方実家の義祖母 (兄の養母) のお見舞いに老人ホームへ行った。そこへの行き帰りも桜並木が美しかった。義祖母は私が行くと涙を流していた。見舞いに行くのは9ヶ月ぶりだろうか。何年も前の様な気がする。今幾つになったのだろう。93才か。かなりボケがひどくなった。私の事も覚えていないらしい。同じ事を何度も聞く。それに根気よく答える。同室の人から、最近はご飯を食べてもまた「ご飯は?」と聞くらしい。中期のボケが始まったか。幸い内蔵系もどこも痛くも痒くも無いらしいから、まだまだ長生きするだろう。兄や弟が頻繁に会いに来てくれるらしい。良かった。私はこんな病気を抱えてそこまで面倒見切れないから。でも子供が居ない事を何度も嘆いていた。一度「お母さんは?」と聞かれてドキッとした。義祖母の養女だった母は義祖母と兄夫婦が追い出したのだから、返事に詰まってしまった。「多分元気だと思う」と答えておいたが…、どこまでわかって言っているのやら。帰り際「また来るからね」と何度も言ったら、「ホンマかいな」と言う様な疑いの目になっていて怖かった。結局1時間近く居ただろうか。パパが待ちくたびれていた。介護の人達への差し入れに持って行ったお菓子の詰め合わせはなかなか受け取ってはくれなかったそうだ。どうも園長から禁じられているらしい。それで義祖母の仲間達に分けるという事で、やっと受け取ってくれたらしい。難しいもんだ。

今日は疲れた。夕飯はデパ地下で買った本場の辛子明太子と卵焼きをやっとこさ作って、食べたら寝てしまった。幸い10時半に起きたので、後片付けをして明日の用意をして11時には寝る事にした。お休みなさ~い。(-_-)゚zzz・・・