天気 「寒いですぅ 今日から晴れと 言うけれど」
早いもので、今月半ばはとっくに過ぎちゃっていますね。まだ衣替えをしていません。する前にパパに掃除機かけてもらわないと出来ません。ここのところ休日は忙しいのでそんな暇はパパにはありませんでした。今度、掃除機かけてくれるって言っていたけど覚えているかなあ。
話は変わりますが、例年ならもう大好きなフィギュアスケートのシーズンに入っていたのに気が付きませんでした。大ファンだった羽生結弦(ゆづる)選手がオータムクラシックと言うカナダの試合で優勝したのも先日知ったくらいです。昨シーズンはオリンピックだったので、それで燃え尽き症候群になってしまったのかもしれません。今年はレビューを書く気にはなれません。でも、今グランプリシリーズの初戦(アメリカ大会)が録画されていたので、まあ見るだけ見るかと思って見ていたら、ついついいつも通り紙にメモをしていました。ま、気になった選手だけですが、せっかくメモったのでちょっとだけレビューを書きます。
男子3位はロシアのセルゲイ・ボロノフ選手、226.44点。振り付けは2014年のソチオリンピックで銅メダルを取ったカザフスタンのデニス・テン氏。今年の夏、わずか25歳で刺されて亡くなった。けっこう私好きだったな、この選手。ボロノフ選手が表彰台に乗ったのを見てあの世できっと喜んでいると思います。よく頑張ったと。次2位はチェコのミハル・ブレジナ選手、239.51点。1位は当然アメリカのネイサン・チェン選手、280.57点。髪型がオールバックになって大人っぽくなった様に見えました。中身は知らんけど。ジャンプも出来るけど、今年はスピンも軸がずれなくなって完璧に見えました。コレオシークエンスで、上半身の演技がすごかったです。もしかして新しい振付師に変わったのかな。ま、男子はこれっくらいしかテレビで放送していませんでした。
次は女子ショートプロブラム。最終グループしか放送していませんでした。その中に、宮原知子(さとこ)選手20歳、坂本花織選手18歳、本田真凜(まりん)選手17歳がいました。本田選手は今年からネイサン・チェン選手のコーチ、アルトゥニアン氏の元で指導を受けています。そのせいか、かなり上達した様に見えます。ショートプログラムが終えた地点で全体の4位でしたから。只、3種類のジャンプのうち2種類は回転不足と取られました。それでも62.74点でした。2位の坂本花織選手はダントツで71.29点でした。紫色のきれいな衣装で身長が伸びたのかな、とても大人っぽく見えました。この選手は試合をする度に成長していくタイプの選手です。今回も、ショートプログラムではパーソナルベストで自分でもビックリしていました。1位は宮原知子選手。彼女も73.86点でパーソナルベストでした。衣装も大人っぽくて、坂本選手とよく似ているので同じ所で作ったのではと思いました。わからんけど。やっぱ、GOE(出来栄え点)が他の選手よりは高いせいか、既にプログラムが仕上がっているせいか、その分がわずか2.57点差になったのかもしれません。
今度は女子フリーを見ました。まずはショートプログラム4位の本田真凜選手。ピンクと大柄な花模様がド派手で1人目立っていました。最初の3(トリプル)ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプで転倒してから、曲にジャンプのタイミングを合わせられなくてことごとく失敗に終わり、フリーは95.30点(うち技術点は37.66)でショートプログラムとの合計は158.04点でした。膝には血が付いていました。これが韓国ドラマだと「ピ!!」と大騒ぎになるところでしょう。アメリカで良かったです。ショートプログラム2位の坂本花織選手はものすごーく大人っぽくて白黒の衣装でした。コレオシークエンスではリンクすれすれまで使って演技をしていました。終わったとたんガッツポーズ。この選手は集中力があってメンタルが強いせいか、後半になってもスピードは衰えず、とにかくGOEが高かった気がします。フリーの得点は142.61点(技術点75.41)でショートプログラムとの合計は213.90点でした。勿論、ショートプログラムだけではありません。フリーも合計も全てが彼女のパーソナルベストでした。ショートプログラム1位の宮原選手。黒一色の色っぽい衣装ですが、裏生地は真っ赤っかでした。前半のスピンでは右回り左回りと両方を1つのスピンに組み込んでいました。何をするにも丁寧で、終わったらにこっと笑いました。この選手はケガをして回復してからまるで性格が変わった様な気がします。良い意味で、です。私は昔の宮原選手は生意気で上目線で嫌いでしたが、今はとても好きです。演技の方はと言うと、終盤になっても衰えないスタミナのある選手です。フリーの得点は145.85点(技術点75.00)で、ショートプログラムとの合計は219.71点とこちらも全てがパーソナルベストでした。
以上です。気になる選手だけピックアップしました。結果、女子の1位は宮原知子選手、2位は坂本花織選手、本田真凜選手は8位にまで落ちました。表彰式では宮原選手も坂本選手も君が代を口ずさんでいました。お終い。