11月21日(火曜日)

Guppy   2017年11月21日   11月21日(火曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「今日は晴れ 気温はやはり 低いけど」

おはようございます。昨夜はレビューを仕上げていたら、夜中の1時半までかかりました。それから寝て、今朝は何故か4時半には目が覚めました。睡眠時間たった3時間です。パパが私が起きた気配で目が覚め、「また寝な」と言いましたが、「もう起きるか」と聞いて来て「暖房かけろよ」と言ってくれました。で、炊飯器が止まってから暖房をかけました。今日の予定は昨日見られなかったフィギュアスケートのグランプリシリーズ第5戦フランス大会の男子フリーを見る事です。レビューを書くのにどうしても最低2時間はかかります。男女共にだと5時間近くはかかるでしょう。今日は男子だけなので2時間ちょっとで済むと思います。後ほど、お楽しみに。

話は変わりますが、昨日「徹子の部屋」に「トットちゃん!」の主役の女の子が出演していて、タマネギ型の頭をしてすごい変わった服とヤカン型の赤いバッグを持っていました。聞いていたら、衣装は全部黒柳徹子さん(あだ名がトットちゃん)の服を借りて着ているそうです。サイズはちょうどだとか。本当に若い時から奇抜なデザインの服を着ていたのですね。そんな服は売っていなかったでしょうから、もしかしたら黒柳徹子さんのお母様の手作りかもしれません。戦中戦後はミシンで服を作って生計を立てていたみたいですから。

それでは閑話休題、男子フリーです。まずはショートプログラム5位、イスラエルのアレクセイ・ビチェンコ選手。最初の4(クワド)トゥループ3(トリプル)トゥループのコンビネーションジャンプは素晴らしかったです。後半のコンビネーションジャンプでセカンドジャンプが1(シングル)トゥループになってしまったのが残念でした。でも終わった時は満面の笑顔だったのですが、キス&クライでフリーの得点160.65点を見てコーチと握手はしましたが笑顔は消えました。ショートプログラムとの合計は247.44点でした。

次ショートプログラム6位、ウズベキスタンのミーシャ・ジー選手。曲は「タイスの瞑想曲」。物静かな曲がよく似合っていました。場内は引き込まれた様に物音1つありませんでした。全てのジャンプが終わった後のコレオシークエンスは激しい見せ場だったと思います。で、最後のスピンが完全に終わらないうちから拍手が沸き起こり、その中でにこやかにお辞儀をしていました。フリーの得点は172.93点。ショートプログラムとの合計は258.34点で、それを見てうんうんとうなずいて、それからお辞儀をして観客に手を振っていました。

次ショートプログラム3位、ロシアのアレクサンドル・サマリン選手。冒頭の4ルッツジャンプでお手付きをしたものの何とかこらえました。が、次の4トゥループジャンプで転倒。フリーの得点は減点1.00の161.62点。ショートプログラムとの合計は253.13点でした。解説の織田信成さんが言うには「セカンドジャンプが3のところ、そして3連続ジャンプが予定をしていたのが入らなかった、そういったところが得点が伸び悩むかもしれない」だそうです。素人目にはわかりませんでした。

次ショートプログラム1位、スペインのハビエル・フェルナンデス選手。ショートプログラムでは只1人の100点台でした。最初の4トゥループジャンプは減点になるかも。3アクセルジャンプ(3回転半のジャンプ)では何とかこらえましたが、後半に入ってすぐの4サルコウジャンプで転倒。続く3ループジャンプもこらえましたが、次の3アクセルジャンプでまたもや転倒。最後のジャンプ、3連続ジャンプは何とかこらえました。ジャンプは散々でしたが、ステップシークエンスでは得意の演技力で手拍子が沸き起こりました。終わった後は首をかしげていました。フリーの得点は減点2.00の175.85点、それでも中国大会の時よりは13.36点上がりました。ショートプログラムとの合計は283.71点でした。得点を見ても別段がっかりもしていなかったです。コーチも普通に話しかけていたし。

さて最後です。ショートプログラム2位、日本の宇野昌磨選手。彼もあの有名な山田満知子コーチの弟子だったそうです。山田コーチはあの伊藤みどりさんや浅田真央ちゃんを育てた名指導者として有名で、決して海外へ同行する事はありませんが、今の宇野昌磨選手に同行している樋口美穂子コーチは山田コーチのアシスタントだそうです。今年のグランプリファイナルは地元の名古屋で開催されるので、インタビューでは「満知子先生に少しでも恩返しが出来たと思える様な演技がしたい」と答えていました。では演技を見ます。最初はよく集中していて良かったのですが、後半になって得意の4フリップジャンプで両足着氷してしまい、次の4トゥループジャンプでは転倒をしてしまいました。その後、3連続ジャンプでも転倒して、でも何とかコレオシークエンスで大好きなクリムキンイーグルをしてスピンで終わりました。カナダ大会が終わった後にインフルエンザにかかっていたとかで体力が落ちているのか、最後は苦しそうでした。解説の織田信成さんが「ジャンプ構成だけに関しては数年前とは比べものの無いほど年々良くなって来ている」と褒めていました。フリーの得点は減点2.00の179.40点。フリーだけ見ればトップの成績。何せ技術点が90点台は他にはいませんものね。ショートプログラムとの合計は273.32点でした。インタビューでは、「(ファイナルは)地元名古屋で開催されますし、出来るだけ期待に応えられる演技を出来る様にただただ練習をしたい」と答えていました。

というわけで、男子シングルの優勝はスペインのハビエル・フェルナンデス選手、2位は日本の宇野昌磨選手、3位はウズベキスタンのミーシャ・ジー選手でした。この結果、日本の宇野昌磨選手のグランプリファイナル進出が確定しました。おめでとう。表彰式をチラッと見たらトロフィーが普通とは変わっていて、ブルーの大きな星形に数字で「2」と書かれていました。この試合はきっと心に残ることでしょう。以上でフランス大会のレビューはお終いです。次回はアメリカ大会です。まだ男子のファイナル出場枠が4人残っています。でも、だいたいメンバーは予想つきました。さて、その予想が当たるか外れるかw。