2月18日(金曜日)

Guppy   2022年2月18日   2月18日(金曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「今日もまた 辺り一面 雪景色」

皆さん、昨夜のフィギュアスケート女子フリー見ましたか? 私はちょうど最終滑走の6分間練習の時にたまたまパパがテレビを点けてくれて見る事が出来ました。日本の樋口新葉選手は冒頭のトリプルアクセルを綺麗に跳んで、転倒したジャンプもありましたが、まんずまんずの出来でした。フリーの得点は140.93でショートプログラムとの合計は214.44でした。

次の滑走者はロシアから来たアレクサンドラ・トゥルソワ選手。フリーでは4回転ジャンプを5つも跳びました。でもね、只跳べば良いというものではありません。ちゃんと質も考えなきゃ。それに女性ホルモンが出て来たら出る所は出て4回転は跳べなくなります。まあ今のうちだけですね。それだけ跳べるのは。5つの4回転ジャンプのうちまともに跳べたのは、4回転フリップと4回転サルコウと4回転ルッツの3つです。難しいジャンプばかりで、ホント男子顔負けですよね。プラスGOE(出来栄え点)の積み重ねで何とフリーだけで177.13、そのうち技術点が 106.16だったのですから。ショートプログラムとの合計は251.73でした。この後滑る坂本選手と比べたら天と地ほどですからやりにくかったでしょうね。坂本選手は。

と言うわけで、次は坂本花織選手の出番です。トリプルルッツで踏切がちょいと怪しかったのですが、その他のジャンプ6つはGOEで加点がつくほどでした。それでも技術点は78.90でした。それが普通ですよね。で、フリーの得点は153.29でショートプログラムとの合計は233.13でした。

お次もまたもやロシアから来たアンナ・シェルバコワ選手です。名前は聞いた事があるけれど、ご本人の顔に見覚えがありません。見たはずなんだけどな。まあいいや。この選手は最初のジャンプ2つだけ4回転フリップを跳びました。1つはコンビネーションジャンプにして、もう1つは単独のジャンプにして。多分、冒頭で失敗した時は2つ目のフリップジャンプをコンビネーションにする為でしょう。男子の試合ではよくやる手です。後は、ジャンプもスピンもステップも何もかも全てが眩く美しいばかりでした。フリーの得点は175.75で、ショートプログラムとの合計は255.95でした。

さあ、最後の選手です。この人と言うかこの子もロシアから来ました。カミラ・ワリエワ選手15歳。ショートプログラムで暫定1位だったので最終滑走になりました。7本のジャンプのうち2本以外はボロボロ。そのうち転倒が2回。スピンとステップは何とかレベル4を獲得したのですが。やはりドーピング問題がメンタル面に影響したのでしょう。もう可哀想で見ていられないくらいでした。フリーの得点は141.93で、ショートプログラムとの合計は224.09でした。このワリエワ選手は試合には出場しましたが、順位は暫定になるそうです。そうすると彼女より下の選手達も順位が暫定になる模様です。「他の選手も?」って所にパパは怒っているけど、私が間違えて言ったせいで女子全員ではありませんでした。ワリエワ選手より上の選手は暫定ではありません。お間違えなく。

結果は1位がアンナ・シェルバコワ選手、2位がアレクサンドラ・トゥルソワ選手、3位が坂本花織選手でした。もし、ワリエワ選手もメダリストになっていたら表彰式も無しになっていたらしい。そういう一件があったせいか、とにかく今度のオリンピックのジャッジは物凄ーく厳しかったですね。辛い思い出になって、ワリエワ選手はフィギュアスケートを止めるかもしれませんね。残念です。何でも続けていたらいつかは楽しいと思える日が来るのに。私のピアノみたいにね。それでは。