2月10日(木曜日)

Guppy   2022年2月10日   2月10日(木曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「曇り空 今日は1日 雪降らず」

今日はフィギュアスケート男子シングルフリーの日です。ショートプログラムで8位まで落ちた羽生結弦選手は第3グループで滑ります。だいたいお昼の1時頃でしょうか。冒頭にクワッドアクセル(4回転半のジャンプ)を入れるみたいです。まだ完成していないのにぃ。成功したら公式の試合で初となってパパ曰く「一生名前が残る」って。そっか、それで一生懸命練習していたわけね。それってオリンピック3連覇よりすごくない? 私はすごいと思いました。やるなら成功して欲しいです。成功したからって優勝は出来ませんがね。だって、基礎点は他のジャンプより1~3点多いだけだもん。普通のクワッドジャンプをきれいに跳んだ方が安心だし簡単だし。

お昼です。6分間練習が終わりました。練習中クワッドアクセルを跳んでいました。どれも転倒していました。練習でも転倒するのだから本番でも転倒する確率が高いです。それでも挑戦する、それが羽生選手なのかもしれません。成功する瞬間を見たいのですが、無理でしょうね。あっそうそう、一昨日の練習中に発見したのですが、ティッシュカバーがくまのプーさんから何やら毛糸で編んだ黄色いカバーに代わっていました。どう見ても手編み。誰からの贈り物なんでしょうか。気になります。

ああ、とうとうフィギュアスケート男子シングルを見終わりました。羽生選手はクワッドアクセルを転倒して、立て直しが間に合わず次のクワッドサルコウも転倒しましたが、それから後は頑張って滑りきりました。結果、いつもなら300点越えなのに283.21止まりでした。それでも最後のネイサン・チェン選手の演技が終わるまでは日本勢3人が上位3名しか座れないソファに座っていました。宇野昌磨選手は293.00で、鍵山優真選手は何ととうとう300点越えて310.05で。恐るべし、鍵山選手。最終滑走のアメリカのネイサン・チェン選手は332.60で優勝しました。で、ところてん方式に1位ネイサン・チェン選手、2位鍵山優真選手、3位宇野昌磨選手となり、羽生選手は4位に終わりました。

でも、ショートプログラム8位からの追い上げで、しかも転倒を2回もして大きく減点されたのに4位ですからやっぱり羽生選手はすごいです。メダルは取れなかったけど、でもね、羽生選手の頑張りは神様に通じた様です。回転不足で転倒したけれど、1/4以上1/2未満の回転不足での4回転半という事で「クワッドアクセル」として公式に認定されたそうです。やったー。パチパチパチパチ(拍手)去年の全日本選手権ではダウングレード(1/2以上の回転不足)になって「トリプルアクセル(3回転半のジャンプ)」として扱われたので。オリンピックで認められたら名前は当然残るよね。次回、世界選手権でもチャレンジしてね。あのネイサン・チェン選手も出来ない事なんだから。

<追記> 演技後のインタビューの時の羽生選手は目がウルウルしてました。性格が負けず嫌いのうえに繊細なので、震災の時に助けてくれた恩人の荒川静香さんのインタビューの時には涙が出そうになったのか、暫く後ろを向いて顔を見せてはくれませんでした。そして、「正直悔しいですよ。何で報われないのだろうな」って言っていました。でも私は十分報われたと思います。クワッドアクセル(4回転半のジャンプ)がこのオリンピックという大舞台で認定されたのですから。