10月17日(日曜日)

Guppy   2021年10月17日   10月17日(日曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「雨雲と 追いつ追われつ 振り切って」  

今朝早くにファイナルへ通過したピアニストが発表されました。本当は10人なんですが、何故か今回は12人合格しました。そのうち日本人は2人。何と私が7月の予備予選から予想していた、反田恭平さんと小林愛実さんではないですか。前回6年前は小林愛実さんだけだったのですが、今回は反田さんまで。ウレピー!!後は入賞するだけ。出来れば優勝をと願うのは欲張り過ぎでしょうか。

というわけで今日のコンテストはお休みです。何故かと言うと、今日はショパンの命日で、教会でミサをするからです。遺言でモーツアルトの「レクイエム」を生のオーケストラで聴く事が出来るのです。ワルシャワって本当に音楽の街だなとつくづく思いましたよ。

明日からのファイナルでは「ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11」と「ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21」のどちらかを選ばなくてはなりません。オーケストラと協演するからです。勿論リハーサルもあるので、ファイナルへ行けるのを前提にして早くから練習をしておかなくてはならないでしょう。12人中9人は第1番を選んでいます。2番を選んだのはたったの3人だけ。同じホールで同じオーケストラで同じ指揮者の元で多分同じピアノだとしても全く違う曲になるので不思議なものです。

6年前のコンクールの時も、優勝したチョ・ソンジンさん(韓国)と3位のケイト・リウさん(アメリカ)と単なるファイナリストで終わった小林愛実さんは全く違っていました。だからこそ小林さんは今度こそ入賞したかったのではないでしょうか。ファイナルは19日(火曜日)1時から始まります。つまり18日(月曜日)の深夜ですね。パパに言って徹夜させてもらおうっと。許可が出ました。「弁当を作ってくれるなら」とのこと。勿の論でございます。サンキュ──ヾ(*’∀`*)ノ──♪

<追記> 10/14の第3次予選で反田さんが弾いた遺作「Boże, coś Polskę」ですが、以前は賛美歌曲「ラルゴ」と呼ばれていた曲だそうです。審査員でも知らない人がいるかもって、インタビューで話していました。反田さんが初めてその曲を知ったのは、ショパンのゆかりの教会で聖十字架教会(Holy Cross Church)って言うのがあるのですが、そこの通りを歩いていてベンチのボタンを押して初めて聴いたそうです。審査員でも知らない人がいるかもって思いながらそれでもあえて弾くなんて、度胸あるなと思いました。