10月7日(木曜日)

Guppy   2021年10月7日   10月7日(木曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「確率は 0% 快晴に」

只今夜の7時過ぎ、我が家にしては早めの晩ご飯を終えたところです。何故かと言うと、ショパンコンクールの生配信を見る為です。それも誰でも良いわけではありません。前回ファイナリストで終わった小林愛実さんの演奏を聴きたいが為です。本選のファイナルには10人しか出られません。その中で入賞しなかった人達をファイナリストと呼ぶのです。小林さんはもう1度チャレンジして来たので、また上位までいけるのではないかとほのかに期待を寄せているのです。何故中国人や韓国人の優勝者はいるのに日本人はまだ1人も優勝した事が無いのか、それは日本人は何の疑問も持たずに先生の言う事をよく聞いて弾くので、それで上位には進めないのだというお話を聞きました。なるほどね。そういう意味で優勝出来ないのなら、今年は自主的に活動している反田恭平さんやYou Tuberの角野隼斗さんがいるので、もしかしたら今年こそ優勝者が出るのではないかと期待しています。

もう1人優勝候補が。それは牛田智大さん。彼はどちらかと言うと先生の言う事をよく守るタイプに見えます。しかし、小学生の時に見いだしてくれた先生が第7回ショパンコンクールで4位、第12回から15回まで審査員を務めた故・中村紘子先生だったので、最も優勝に近い優等生かもしれません。明日の合否の発表が楽しみです。

午後9時過ぎ、たった今小林愛実さんの演奏が終わりました。8時半始まりなのに防音室でギリギリまで練習をしていたのか、ドアが開いて名前と曲の紹介をポーランド語と英語でしているのが聞こえているのに一口何かを食べては水で流し込む×2回やっていました。で、ちょっと遅れて舞台に上がったのに、椅子の調整を自分でやった事が無かったのか、慌てて出て行ってスタッフのレスラーみたいな人に椅子の交換を頼みました。そんな人は多分これまで居なかったと思うので客席から笑い声が聞こえました。2度交換してまた今度ははっきりと笑い声が。ようやく椅子が決まった様なので改めて拍手。演奏はさすが前回のファイナリストでした。他の人と違ってピアニッシモ(pp)とフォルティッシモ(ff)がはっきりしていて反田さん程大きな音ではありませんが、それでも十分お上手だと思いました。それに、普通に弾いている所とスタッカートの部分が物凄くはっきりしていて、終わった時は私も思わず拍手をしていました。パソコンの前なのに(^_^; 客席では曲が終わる前から拍手が沸き起こり、控え室へ入ってもまだ拍手が鳴り止まなかったです。とにかく、彼女はまさしくファイナリストにふさわしいピアニストだとわかりました。反田さんタイプのピアニストですね。良いんです。どっちのタイプでも日本人ならば。ああ、早く明日にならないかな。4人とも第2次予選に進めます様に。