天気 「暦では 秋なのにまだ 夏みたい」
昨日は朝はシャワーを浴びて、お昼ご飯を食べてからやおら晩ご飯を作り始めました。お米はお釜に入れてタイマーセットして、フライパンで焼きなすを作り、ついでにきゅうりの浅漬けも作りました。きゅうりは不評で残りましたが、焼きなすは息子が「これ旨い!!」とムシャムシャ食べてました。佃煮を食べないパパの為に作ったのにぃ。「またなすを買ってくるから」と約束しました。まだスーパーで安く売っているよね。だって旬は夏と秋なのだから。
さて、昨日は夕方5時から深夜1時半過ぎまでショパンコンクール三昧でした。この第1次予選は、日本時間で言うと3日のPM5時から7日の深夜4時半まで続きます。そして、翌8日合否の発表があります。通った人は9日からの第2次予選に入ります。日本で有名なピアニスト辻井伸行さんも確か17歳の時にショパンコンクールに挑戦しましたが、予備予選と第1次予選は通りましたが第2次予選で敗退しました。全員とは言いませんが、反田さんや角野さんや牛田さんそして小林愛実さんには通って欲しいですね。通ってファイナルまで行って欲しいです。
話は変わりますが、昨夜反田さんが弾いたエチュードOp.10 No.1はとても馴染みのある曲でした。そう、TVアニメ「ピアノの森」のオープニング曲だったのです。反田さんはその中で阿字野壮介役のピアノを担当していました。懐かしいです。
それにしても反田さんと牛田さんの弾き方は全く正反対ですね。反田さんはピアニッシモ(pp)からフォルティッシモ(ff)までまるで歌う様に弾きます。牛田さんはピアノを交換してヤマハで弾いたのですが、やっぱスタインウェイとは音色が違いますね。まるで学校に置いてあるピアノの音みたい。そして、牛田さんはとても優等生的な演奏でした。チャットの拍手は反田さんよりも多く、会場の拍手もそこに座っているお客さん全員が拍手をしていました。密着の取材でも入っているのか演奏前も演奏後もカメラに向かってニコニコと笑っていました。反田さんは予備予選ではまるで自分のリサイタルの様だったのに、本選になったら普通の人っぽくなっちゃいました。彼の第1次予選後のインタビューでは「人生で一番練習したし後悔は無い、1回あの大舞台(ワルシャワフィルハーモニーホール)で弾くのが一つの僕の夢だったので」と言って満足していました。牛田さんの演奏後のインタビューは「今日からまた練習をしなければ」的な返答をしていました。牛田さんをはっきりと見るのは初めてですが、ピアノはすごい上手で、超イケメンで、けっこう野心家というイメージになりましたね。
今日は日本人は1人も出ないのでゆっくりと晩ご飯を作ろうと思います。昨夜の寝不足で今日は夕方までウトウトしていました。You Tubeで公式チャンネルを見るのは初めてですが、1人弾く度にピアノの交換をしていますね。第1次予選の前に自分の使いたいピアノを4~5台のうちから選べるので、いざ出番になると自分の選んだピアノに変更してくれるのです。昨日の午前の部はスタインウェイ(Steinway & Sons)479とスタインウェイ300とファツィオリ(イタリア製)が用意されていました。このファツィオリは、1979年創業の手作り少量生産メーカーで世界一高いピアノだと聞いています。こういうコンテストの時しか弾く機会はほとんど無いもんね。どんどん皆弾けば良いのに。皆スタインウェイでは全然面白くないもん。あ、勿論コロナウィルス対策として、1人終わる度に鍵盤を拭いています。次は小林愛実さんの演奏が聴きたいです。が、出番は7日の午後8時半です。早く7日にならないかな。