11月28日(土曜日)

Guppy   2020年11月28日   11月28日(土曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「土砂降りの 合間を狙い 買出しに」

今日もフィギュアスケートのグランプリシリーズ「NHK杯」の日です。ちょうど今ライブ中で男子フリーを見ています。田中刑事選手は故障しているのかジャンプがイマイチです。1度4回転跳んだのですが、後半では1回転半のジャンプになったりして、いくら羽生結弦選手や宇野昌磨選手が居なくてもそれじゃあメダルは取れないと思いました。友野一希選手は4回転に果敢に挑んできて3回のうち1回だけ跳べました。中盤になって曲調が変わった途端気迫と表情がすごかったです。後半のジャンプでは得点はあまり取れなかったですが、最後まで迫力は劣りませんでした。さすが2年越しのプログラムです。この選手はメダルが取れるでしょう。最後は鍵山優真選手。初っ端から4サルコウジャンプ、4トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプ、4トゥループジャンプと4回転を3度も跳んでしかもきれいなジャンプでした。後半にジャンプミスは有ったもののこれだけ跳べれば将来はスターになれるでしょう。後は演技力だけかな。お父さんがコーチだそうです。丁寧に教えているんだと思いました。案の定、この鍵山選手が優勝しました。2位は友野選手、3位はお初にお目にかかります本田ルーカス剛史選手でした。今年はコロナのせいで全員「日本」と呼ばれて、メダルも自分でトレーから取って自分の首にかけるという表彰式では不思議な光景でした。

只今夜中の12時です。ようやく録画してあった女子フリーの演技を見終えました。4位になった三原舞依選手が見られなかったのは残念ですが。見たかったのは樋口新葉選手と坂本花織選手です。というわけで、まずはショートプログラム2位の樋口新葉選手から。パパが滑る前から「戦闘モードや」と言いました。冒頭の3アクセル、すごい!! 跳べた!! 後は良いジャンプもあれば単独の2回転のジャンプもあってノーミスとは言えませんでした。ただ、昨シーズンから同じプログラムなので、ステップシークエンスは余裕でしたね。終わった後はガッツポーズで優勝間違いなしという雰囲気でした。フリーの得点は131.27(技術点64.39演技構成点66.88)で、ショートプログラムとの合計は200.98でした。キス&クライでこの得点を聞いても納得してご機嫌だったし。

で、最後はショートプログラム1位の坂本花織選手の登場です。曲は「マトリックス」で昨シーズンと同じプログラム。衣装も同じ様な気がします。冒頭の2アクセルの着地の音が聞こえました。会場がシーンとしていたからでしょう。そこから立て続けに3フリップ3トゥループのコンビネーションジャンプ、3ルッツ、3サルコウと跳び、それから「マトリックス」の演技に入りました。昨シーズンより演技が断然良くなった気がしました。後半になっても集中力は続き2アクセル3トゥループ2トゥループのコンビネーションジャンプ、3フリップ2トゥループのコンビネーションジャンプ、いつの間にか手拍子が始まってその中で3ループを跳んでジャンプはお終い。でも手拍子は最後まで続きました。そして演技が終わった時、いつもの元気なガッツポーズではなくやりきった表情をしていました。完璧な演技だったからね。フリーの得点は153.91(技術点80.07演技構成点73.84)で、ショートプログラムとの合計は229.51でした。優勝です。キス&クライではとても嬉しそうにしていました。2位になった樋口選手はちょうどインタビューのコーナーに居たのですが、ショックが大きかったのか無表情になって固まっていました。可哀想だけどスポーツだからね。次回は全日本選手権でお会いしましょう。