10月28日(月曜日)

Guppy   2019年10月28日   10月28日(月曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「まるで嘘 今日は1日 青空が」

フィギュアスケートのグランプリシリーズ、カナダ大会男女フリーが見つからなくて「これはきっと録画されていない」と思ってパパに文句の電話をかけたら、続きの画面に有りましたw で、久々に大きなモニターで見る事が出来ました。

ショートプログラム10位の本田真凜選手。昨日とは打って変わって滑れるじゃん。得点は120.06(技術点57.44)でショートプログラムとの合計は179.26でした。キス&クライでは普通に嬉しそうにしていました。昨日とはまるで別人の様。やっぱ失敗を事故のせいにしている気がすると、ひねくれて見るのは私だけ? 

それからショートプログラム6位のエフゲニア・メドベージェワ選手(ロシア)。ショートプログラムでは可哀想でした。2アクセルジャンプ(2回転半のジャンプ)では着氷ミスして最後の3ルッツジャンプでは転倒して壁に激突だもん。フリーでは強い意思を持ってのぞんで来ました。曲は親日家らしく映画「SAYURI」。衣装はまるで着物みたいな奴。真央ちゃんの「蝶々夫人」の時みたいな淡ーい衣装ではなく、黒を基調とした花柄で本当に芸者さんが着るみたいなかなり派手な感じ。でも、すっごく似合っていた。内容は1つもミスはしないぞ!という力強い意志が感じられました。で、結果ジャンプは全てクリアで、完璧にノーミスな演技はさすがでした。終わったら何度も何度も首を振っていて、演技で何か引っ掛かったのでしょうか。得点は146.73(技術点73.01)でショートプログラムとの合計は209.62でした。あまり喜んではいませんでしたが、十分きれいな演技で私は魅了されたけどな。

で、1人飛ばしてショートプログラム2位のユ・ヨン選手15歳(韓国)。紀平梨花選手とはほんの3.13差の2位です。何故かと言うと、2人とも3アクセルジャンプを成功させたからです。フリーではどうでしょうか。冒頭に3アクセルジャンプを跳んだのですが転倒してしまいました。ここで基礎点8.00からGOE(出来栄え点)で4.00引かれました。それだけですね。後はミス無し。得点は139.27(技術点75.03減点1.00)でショートプログラムとの合計は217.49でした。キス&クライでは何故か紀平梨花選手と同じ濱田美栄コーチが座っていました。道理で2人とも3アクセルが跳べるわけだ。なるへそー。

次はショートプログラム3位のアレクサンドラ・トゥルソワ選手15歳(ロシア)。私は知らないけど、パパが知ってると言いました。SNSで何度か見た事があるそうです。4回転を跳ぶとの事でした。見てみたらすごいのね。4回転ジャンプを3種類も跳んでるじゃん。うち冒頭の4サルコウジャンプでは転倒しましたが、次のアクセル以外で最も基礎点の高い4ルッツも決めているではありませんか。それから4トゥループから始まる2連続コンビネーションジャンプや3連続コンビネーションジャンプも成功させたし、勿論4回転以外のジャンプも成功していますが、4回転ジャンプは跳べるのに何故アクセルジャンプは2回転なんでしょうか。不思議です。ま、とにかく最初の4サルコウ以外はミス無しで、得点は166.62(技術点100.20減点1.00)でショートプログラムとの合計は何と241.02でした。このフリーの得点も合計の得点も世界最高得点になりました。男子でも技術点が100点越えする選手は少ないのにぃ。ま、まだ15歳だからこれから大人になるにつれて段々跳べなくなるんじゃないかな。そういう女子は多いから。

さて、ようやくショートプログラム1位の紀平梨花選手に到達しました。冒頭の3アクセルジャンプは着氷で上手くいかずコンビネーションジャンプに出来ませんでした。なので、次の3アクセルを2トゥループとのコンビネーションジャンプにしました。それからはスピンもステップシークエンスも全て最高のレベル4で、ジャンプミスも無しで最後まで滑り続けていました。気が付けば、会場も先程の世界最高得点の興奮から紀平選手のアラビアかインドみたいな世界に引き込まれていました。終わった瞬間、本人はうなずいていました。得点は148.98(技術点77.50)でショートプログラムとの合計は230.33でした。

結果発表です。優勝はアレクサンドラ・トゥルソワ選手、2位は紀平梨花選手、3位はユ・ヨン選手でした。今シーズンはあまりレビューは書かない様にしようと思っていたのですが、録画したテレビで見るとついつい長文になってしまいました。読んで下さった皆様、本当にお疲れ様でした。( ^-^)_旦~