11月18日(土曜日)

Guppy   2017年11月18日   11月18日(土曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「大雨で 外出出来ず テレビ見て」

今日はまるでバケツをひっくり返した様な雨だったので、買物には出ず久しぶりにテレビを見ました。お昼に「相棒」を見てそれからフィギュアスケートのグランプリシリーズフランス大会を見ました。今回は宇野昌磨選手と三原舞依選手が目玉でした。なので、まさか彼女がショートプログラムで3位になるとは思いもしませんでした。

まずは日本の白岩優奈選手15歳。先週の日本大会(NHK杯)でデビューして8位でした。先週は緊張したけれど、今週は少し慣れたのかにこやかに登場。音に合わせて良い演技でした。終始にこやかで、ノーミスで終えました。解説の織田信成さんが「リラックスしている。自然なはなやかさがある」と言っていました。そう、そのはなやかさが宮原知子選手には無いのですね。ショートプログラムの得点は66.05点。それを見てムーミンのクッションを抱えてお辞儀をしていました。

次にロシアのアンナ・ザギトワ選手15歳。中国大会では1位でした。曲は「ブラック・スワン」。白地に黒の模様のバレリーナみたいな衣装がステキでした。ジャンプは全て得点が1.1倍になる後半へと言うプログラムで、3(トリプル)ルッツジャンプで転倒したので次の3フリップジャンプに3ループジャンプを付けてコンビネーションジャンプにしましたがお手付きに。「きっと中国大会で優勝して周囲からの期待とそのプレッシャーのせい」と解説の織田信成さんが言っていました。キス&クライでは今にも泣きそうでした。ショートプログラムの得点は減点1.00で62.46点でした。

次にロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ選手20歳。冒頭の3アクセルジャンプ(3回転半のジャンプ)で転倒。続くルッツジャンプは1(シングル)に。コンビネーションジャンプは3トゥループと3の予定が2(ダブル)トゥループのコンビネーションジャンプに。でもステップシークエンスはノリノリでした。ショートプログラムの得点は減点1.00で53.03点。得点を見てもびくともせずに大人っぽく足を組んで座っていました。

次は日本の三原舞依選手18歳。中国大会では4位でした。髪に赤い飾りを付け、衣装はフラメンコ風かと思いきや実は曲に合わせたタンゴ風の衣装でした。最初の3ルッツと3トゥループの予定が2トゥループのコンビネーションジャンプに、しかもスピードを出し過ぎたのか壁に手をついて止まってしまいました。終わってからちょっとウーンと言う感じかな。キス&クライでももうあきらめた顔で笑顔はありませんでした。ショートプログラムの得点は64.57点でした。

次はロシアのマリア・ソツコワ選手17歳。カナダ大会では2位でした。曲は「白鳥の湖」。ジャンプは全て片手上げでした。そうすると加点が付くのです。でも、解説の織田信成さんが「もうちょっと肘を伸ばした方が良い。そうすると加点が多くなる」と言ってました。後半の3フリップジャンプでは少し乱れましたが、ほぼノーミスだと思います。ショートプログラムの得点は67.79点でした。

最後はカナダのケイトリン・オズモンド選手21歳。カナダ大会では1位でした。インタビューでは「フランス大会でフランスの曲はきっと応援してくれると思う」と言っていたそうです。最初のコンビネーションジャンプのセカンドジャンプでは3が2トゥループになってしまいました。次の3ルッツジャンプでもお手付きに。でもステップシークエンスでは手拍子が鳴り、最後のスピンでも手拍子が鳴り、終わった途端大歓声に包まれました。「プログラムは細かな振付で演技構成点は高いと思う」と解説の織田信成さんが言っていました。ショートプログラムの得点は69.05点でとても嬉しそうでした。

以上で女子ショートプログラムは終わりました。この地点で1位はカナダのケイトリン・オズモンド選手、2位はロシアのマリア・ソツコワ選手、3位は日本の白岩優奈選手、三原舞依選手は4位になりました。明日のフリーを見るまではまだどうなるかはわかりません。もし三原舞依選手が優勝すればファイナル進出の可能性が出てきます。1位と4位の差は4.48点。さてどうなるでしょうか。

ここからは男子のショートプログラムです。まずはジョージアのモリス・クビテラシビリ選手22歳。ロシア大会では5位でした。3アクセルジャンプ、4(クワド)サルコウ3トゥループのコンビネーションジャンプまでは良かったのですが、後半の4トゥループジャンプで転倒。残念、ロシア大会でもこのジャンプで転倒しているのでかなり難しいプログラムなのかもしれません。ショートプログラムの得点は減点1.00で86.98点でした。

次はアメリカのマックス・アーロン選手25歳。中国大会では3位でした。最初の4トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプで転倒。次の4サルコウジャンプは乱れましたが何とかこらえてショートプログラムの得点は減点1.00で78.64点でした。

次はロシアのアレクサンドル・サマリン選手19歳。カナダ大会では3位でした。曲は「月光」。最初の4ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプは決めたと思ったのですが、解説の織田信成さんが「回転不足かも」と言っていました。やはり回転不足だった様です。ノーミスだと思ったんだけどなあ。ショートプログラムの得点は91.51点でした。

次はイスラエルのアレクセイ・ビシェンコ選手29歳。日本大会では3位でした。冒頭の3アクセルジャンプは素晴らしかったです。ジャンプもノーミス、ステップシークエンスはこの選手の特徴なのかとても激しく速かったです。あんまり速くてよくわからなかったので減点かなあと思っていたら、解説の織田信成さんが「素晴らしかった」と褒めていました。完璧だったそうです。2週連続で、おまけに時差もあって疲れているだろうにショートプログラムの得点86.79点を見てもまあまあかなという顔をしていました。

次はスペインのハビエル・フェルナンデス選手26歳。中国大会ではボロボロの6位でした。曲は「チャップリンメドレー」。以前にもフリーで「チャップリンメドレー」を使いましたが、今回はプログラムが違うそうです。まずは4トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプ、そして4サルコウジャンプ、合間にコメディタッチな振付で会場から手拍子が鳴りました。後半で3アクセルジャンプ、ステップシークエンスではもうチャップリンそのもので、終わった途端会場内はスタンディングオベーションとなり、大歓声に笑顔でお辞儀をしていました。その完璧でお手本の様な演技に、解説の織田信成さんが「本来のフェルナンデス」と言っていました。ショートプログラムの得点は107.86点で、やっぱりそこにコーチが居るのか居ないのかで大違いなのかもと思いました。

最後は日本の宇野昌磨選手19歳。カナダ大会では1位でした。冒頭の得意とする4フリップジャンプで珍しく転倒をしてしまいました。後半の4トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプは決めましたが、次の3アクセルジャンプで着地が乱れてしまいました。解説の織田信成さんが「よく転倒しなかったなと思う」と言っていました。身体の調子が悪かったそうですが、まさか転倒するとは思いませんでした。転倒したにもかかわらず、キス&クライではコーチと普通ににこやかに会話をしていました。ショートプログラムの得点は減点が1.00で93.92点でした。インタビューでは、終わった時「苦しかった」と思ったそうです。「得点や順位を気にすべきなのに気にしなかった」とも。

以上、男子ショートプログラムの結果は、1位はスペインのハビエル・フェルナンデス選手、2位は日本の宇野昌磨選手、3位はロシアのアレクサンドル・サマリン選手でした。お疲れ様でした。明日のフリーで宇野昌磨選手のファイナル進出が決まります。多分ファイナルへは確定するでしょう。ハビエル・フェルナンデス選手はおそらくファイナル進出は無理でしょうが、完璧なフリーの演技が見てみたいです。以上、ショートプログラムのレビューはお終いです。明日は忙しいのでフリーはいつ見るかわかりませんが、録画をしていますので、遅くても来週の月曜日には書けると思います。お楽しみに。

<追記> 今日は掲示板で怖い絵をチラッと見たので念の為頓服のセロクエルを飲みました。大丈夫。寝る頃には忘れていると思います。では。