天気 「今日も晴れ 朝から日差し 眩しくて」
朝、居眠りしそうになるとパパの声が聞こえてきました。今までこんな事なかったのにぃ。その内容は覚えていませんが、あまり良い印象ではなかった気がします。ドクターは「人の声は良くない」と前に言っていました。3日間も一緒に居たから私変になったのでしょうか。ま、今日はパパ仕事へ行ったので日中は私1人の自由な時間です。フィギュアスケートの続きでも見ようかな。後でレビュー書きますね。
ようやくグランプリシリーズ第4戦日本大会(NHK杯)の女子フリーを見ました。まずは7番滑走、ショートプログラム4位の本郷理華選手。演技は良かったけれど、技術としては昨日のショートプロブラムの出来よりは少し落ちると思う。特に後半の3(トリプル)フリップジャンプで転倒したのが痛かったですね。でもまあ、すぐに2(ダブル)アクセルジャンプに片手上げ2トゥループを付けてコンビネーションジャンプに出来たのでそれは良かったですけど。ステップシークエンスもにこやかで良かったと思います。フリーの得点は122.00点、ショートプログラムとの合計は187.83点。やはり技術点が低いですね。ショートプログラムでは回転不足を直せたのですからフリーでも同じ様にすればオリンピックへの切符も夢ではありませんよ。
8番滑走、ショートプログラム5位のミライ・ナガス(長洲未来)選手。曲は「ミス・サイゴン」振付はジェフリー・バトルさん。冒頭の3アクセルジャンプは高さは良かったのですが、両足着氷で回転不足になってしまいましたね。でも、2アクセルではなく3アクセルに挑戦し続けている姿に感動しました。とにかくすごいスピードで滑っていって最後まで滑りきって、1番お終いのスピンの途中からもう拍手いっぱいで終わってからは大歓声でした。フリーの得点は129.29点、ショートプログラムとの合計は194.46点でした。フリーの得点を見ただけでビックリして喜んでいた上に、合計得点を見た時はホーッという顔をしていました。やはり技術点の高さが功を成し遂げたのでしょう。チラッとインタビューに答えている場面が映りましたが、日本語上手になりましたね。昔はほとんど喋られなかったのに。
9番滑走、ショートプログラム6位の宮原知子選手。曲は「蝶々夫人」。ショートプログラムではまだジャンプは小さかったみたい。ちょこまか跳んでいたのは直っていなかったのね。あの無表情だった頃とは違って、演技は表情も含めて表現豊かになりましたね。でもジャンプミスが多かったです。キス&クライでは緊張して得点が出るのを待っていましたが、フリーの得点は126.75点。それを見た途端顔が凍っていました。ショートプログラムとの合計は191.80点でした。全日本女王なんですからオリンピックへは行けるでしょう。とにかくジャンプを見直しましょうね。
10番滑走、ショートプログラム1位のエフゲニア・メドベージェワ選手。相変わらずセンスの良い衣装ですね。黒いレースの入った衣装に肩紐がス・テ・キ。曲は「アンナ・カレーニナ」。最初の音は人のザワザワ音、この時のポーズではとてもにこやかでした。冒頭の片手上げ3フリップジャンプのコンビネーションジャンプのはずが転倒してしまいました。何やらトゥが滑ってしまった様です。続く片手上げ3リッツジャンプでも乱れ、ステップシークエンスでは明るかった顔が苦しそうな表情になって…。後半最初の片手上げ3フリップジャンプに両手上げ3トゥループを付けてコンビネーションジャンプにしたのが冒頭のジャンプミスのリカバリーになって成功した様です。後はいつものメドベージェワ選手ですね。最後は汽車のポーッとなる音で「待って」みたいなポーズで終わりました。終わっても笑顔は有りませんでした。口を真一文字に結び挨拶をして、キス&クライでお客さんの拍手に少し笑みを浮かべて一礼しました。フリーの得点は減点1.00の144.40点。ショートプログラムとの合計は224.39点でした。
11番滑走、ショートプログラム3位のポリーナ・ツルスカヤ選手。背が高いのでリンク映えしますね。最初は良かったのですが、後半に入って3ルッツジャンプのコンビネーションが単独のジャンプになってしまいました。でも、コレオシークエンスは伸び伸びとしていて良かったし、最後スピンで終わりましたがピシッと止まらずに終わってもちょっと回っていました。フリーの得点は140.15点、ショートプログラムとの合計は210.19点のパーソナルベストでした。キス&クライではずーっと下を向いていたのですが、コーチに膝を叩かれてやっと上を向いて得点を見てようやく笑顔になりました。シニアデビューの試合でこの得点、すごいですね。ロシア国内でオリンピックの代表に選ばれるのは大変でしょうね。頑張って下さい。
最後12番滑走、ショートプログラム2位のカロリーナ・コストナー選手。まず選曲が良いよね。ドビュッシーだもん。ジャンプも曲に合ってきれいだし、ただ後半に入って3トゥループジャンプの予定が2になったり、続く2アクセル1(シングル)ループ3サルコウジャンプの最後で転倒してしまいました。最後のジャンプに付けた2トゥループが3回目のジャンプなので0点になったそうです。でも、コレオシークエンスは伸びやかだし、ステップシークエンスも身体を大きく使っていたし、最後のスピンもショートプログラムの時と同じきれいなスピン(バレエみたいな片手で片足を持ち斜め後ろへ持っていって2~3回回る)で、終わったらにこやかな挨拶をしてキス&クライへ。フリーの得点は減点1.00の137.67点、ショートプログラムとの合計は212.24点でした。その得点を1つ1つ見て納得して、合計得点を見たところで嬉しそうに笑っていました。
結果発表です。優勝はロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手、2位はイタリアのカロリーナ・コストナー選手、3位はロシアのポリーナ・ツルスカヤ選手でした。ちなみに4位はアメリカのミライ・ナガス(長洲未来)選手、5位は日本の宮原知子選手です。本郷理華選手は残念ながら7位に落ちました。これでファイナル進出はエフゲニア・メドベージェワ選手とカロリーナ・コストナー選手は確定しました。ミライ・ナガス(長洲未来)選手と本郷理華選手は落選です。残念でした。以上、男子は後日録画は見ますがレビューは書きません。だって羽生選手が出ていないもん。次は第5戦フランス大会です。お楽しみに。