天気 「晴れなのに ドライブ行けず 残念で」
今日は朝は元気だったパパが、段々不機嫌になって来てお昼も食べずに寝てしまいました。「お前はフィギュアのフリーでも見ておけば」と言うのでそうさせてもらいました。では、女子フリーの演技です。まずはショートプログラム7位の三原舞依選手。ジャンプも特にミス無し、スピンはレベル4に。終わってガッツポーズをしていました。解説の織田信成さんが「なかなか美しいスケーティングから美しいジャンプに出来る選手、曲の選択も良かった」と言っていました。演技構成点にも結びつく十分プラスの付く演技でした。フリーの得点は139.17点。ショートプログラムとの合計206.07点でした。インタビューでは、「次はもっとスピードを出して練習する」とか。第5戦フランス大会が楽しみです。
ショートプログラム6位の本田真凜選手。曲は「トゥランドット」。2つ目のジャンプ、2(ダブル)フリップ3(トリプル)トゥループのコンビネーションジャンプのファーストジャンプが予定の3にならなかったので、後半の3フリップ2トゥループ2ループのコンビネーションジャンプのファーストジャンプに持って来ました。冷静にミスを最小限にする素晴らしい判断と解説の織田信成さんが言ってました。で、何故3が2になったかというと、これはミスでは無いのですがその前の3ルッツジャンプの重心が背中の方に行っちゃったので、そうなってしまったのだそうです。最後のポーズは真央ちゃんポーズでした。隠れファンだったりしてw。キス&クライでは手を振りながら笑顔でもらったぬいぐるみのポケモンの数を見せてくれました。フリーの得点は131.42点。ショートプログラムとの合計は198.32点でした。インタビューでは、「頑張ったので良いかなと思った。コンビネーションジャンプが2になったので計算しながら滑ったので、それは勉強になったかな。カナダのショートで自信喪失したが、3回滑って来てオリンピックに出たいなと思ってきた。自分の出来る事を全日本までの間に後悔の無い様に練習が出来ると良いかな」だって。絶対今期は無理だっちゅうの!!何せ出られるのは2人だけなんですから。
ショートプログラム5位のエリザベータ・トゥクタミシェワ選手。冒頭に3アクセルジャンプに挑戦、着氷は乱れましたがしっかりと3回転半回っていました。次の3ルッツ2トゥループ2ループのコンビネーションジャンプはきれいでしたね。3フリップジャンプは真上に跳んでました。全てのジャンプが終わった後に股を開いてクリムキンイーグルを。あまり女子にはやって欲しくないですね。終わった後はにこやかな笑顔でしたが、フリーの得点129.58点、ショートプログラムとの合計196.68点を見てガッカリしていました。
ショートプログラム4位のアリーナ・ザギトワ選手。曲は「ドン・キホーテ」。バレエみたいな衣装が素敵でした。しかも、スケート靴のかかとに肌色のタイツをかぶせてつま先だけ靴の白い部分を見せた感じがバレエのトゥシューズみたいで格好良かったです。前半はコレオシークエンスとスピンとステップシークエンスでまとめ、ジャンプは全て得点が1.1倍になる後半に持って来ました。後半最初のジャンプは3ルッツ3ループのコンビネーションジャンプ、難しいのに難なく跳びました。力無く無駄なくきれいに跳ぶのも加点要素。曲に合わせて跳ぶのも加点要素。ジャンプの半分は両手を上げていましたが、これも加点要素。全てのジャンプで片手を上げて跳ぶメドベージェワ選手と同じコーチだそうです。フリーの得点は144.44点。ショートプログラムとの合計213.88点。場内はどよめいていました。
ショートプログラム2位の樋口新葉選手。トップとの差はわずか0.12点差。曲は「007」。初めはボンドになりきって高いジャンプとクリムキンイーグル(だから止めてってw)、続いてセクシーなボンドガールを演じていました。最後のポーズも決まってガッツポーズに。スピードが速かったですね。それと、昨年より表現力がずば抜けて良くなりました。キス&クライでは本人より大きな熊のぬいぐるみを置いていました。お手製っぽかったです。フリーの得点は141.99点でまたもやガッツポーズ。ショートプログラムとの合計は212.52点でした。インタビューでは「ファイナルに向けて出来るだけの事はやって来た。ザギトワはノーミスで来ると思っていたので、それを想定して全部考えながらやっていたのでプレッシャーは無かった。毎回、試合で全力を尽くすつもりで全日本まで戦ってオリンピックに行けたら良いなと思います」だって。この「行けたら良いな」と言う部分が性格の良さを表していると私は思いますね。真央ちゃんも性格良かったもんね。だから誰からも愛されて来たのです。皆から愛される選手になって欲しいですね。
ショートプログラム1位のガブリエル・デールマン選手。冒頭の3トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプは高さ飛距離申し分なかったですね。次の3フリップジャンプは乱れ、最後の3サルコウジャンプでも乱れました。フリーの得点は126.18点。ショートプログラムとの合計196.83点でした。終わってホッとしていたのに、得点を見てお顔から血の気がサーッとひいた様な顔つきに。少し泣きそうな雰囲気でした。正直いったいどこが悪かったのかわかりませんでした。
最後、ショートプログラム3位のエレーナ・ラジオノワ選手。終わったとたんガッツポーズが出ました。身長が伸びてからジャンプはどれもこれもダメでしたが、今年は良くなりましたね。スピードを保ちつつ後半もそうなるともっともっと得点が伸びると解説の織田信成さんが言っていました。フリーの得点は136.34点、これを見てガッカリした顔に。でも、ショートプログラムとの合計が206.82点で表彰台が決まったのを見て、立ち上がって手を振っていました。良かったですね。
では女子シングルの結果です。優勝はロシアのアリーナ・ザギトワ選手15歳。2位は日本の樋口新葉選手16歳。3位はロシアのエレーナ・ラジオノワ選手18歳でした。三原舞依選手は4位、本田真凜選手は5位でした。この地点で樋口新葉選手とエレーナ・ラジオノワ選手のグランプリファイナル進出が決まりました。うー、楽しみ~♪
夕方になってパパにパソコンを取られて、仕方が無いので今度は男子フリーを見ました。レビューは明日書きます。お楽しみに。
<追記> 本田真凜選手は第2戦カナダ大会でも5位、今大会中国大会でも5位だったのでポイントが足らず、グランプリファイナルへの切符を逃しました。また来年頑張ろうね。
<追記> 第5戦フランス大会が終わった時点でロシアのエレーナ・ラジオノワ選手のグランプリファイナル進出は無しになりました。日本の樋口新葉選手のグランプリファイナル進出は第6戦アメリカ大会が終わるまで保留となりました。最後まで気が抜けませんね。(11/19)