11月4日(土曜日)

Guppy   2017年11月4日   11月4日(土曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「予報では 100% 雨の朝」

昨夜1時就寝、今朝は6時起き。パパの休日なのに何で早く起きたのか意味がわかりません。早く体重を量りたかったのか、早くアイスが食べたかったのか、どっちなんでしょうね。私が起きた気配で目が覚めたのかパパが起きて来ました。「コーヒーを作って」と言われ、朝からコーヒーを入れてトーストを作って食べたらすぐに後片付けをして忙しいです。起きた時の眠気が吹っ飛んでしまいました。この私がすぐに後片付けするなんて、ちょっと上がり気味かも。

今日はフィギュアスケートグランプリシリーズ第3戦中国大会のある日。確か2時から男女ショートプログラムが放送されると思い新聞を見たら全く書いてありません。え、何で?一瞬パニックを起こしました。パパが録画情報を見てくれて、お昼の2時では無くて深夜2時から既に録画されていました。ホッと一安心。パパがすぐに見ようとしましたが、レビューを書きたいので後で見る事にしました。今日は朝10時から歯医者さんなので。

歯医者さんに行く前に頓服のレボトミンを飲みました。今行っている歯医者さんはお医者さんも歯科衛生士さんも患者さんもいっぱいで、いつもザワザワしていて頭がおかしくなりそうになるので。でも、治療は安心して任せられます。どう治療していくか、今日は何をするか、これからどうなるか、次回はどうするか、ちゃんと説明してくれるからです。そして本当にその通りになるからです。抜歯した所は穴はまだ開いていますが、周りの歯茎が盛り上がって来ました。これから歯茎の形がコロコロ変わっていって穴が完全にふさがるまでは3ヶ月ほどかかるそうです。3ヶ月も通うのかあ。気が遠くなりますが、仕方がありません。今日も頑張って行って来ます。

ただいま~。歯医者さん15分で終わりました。今日は使いさしの入れ歯が当たって痛い所の調整をいつもとは違う若い先生にしてもらいました。お陰で噛み合わせもバッチリ、食べ物も食べられる様になりました。次回は穴がふさがるまで何もする事が無いので2ヶ月後に予約を入れるかどうか聞かれました。もし新しい入れ歯を作りたければ予約したら良いし、予約しても気が変わったらキャンセルしても良いし、今のままでも全然大丈夫なのでこのまま使い続けるのなら予約はしなくて良いし、予約するかしないかどっちにしますかと3度聞かれました。でも、私の頭ではどうしても判断がつかず、パパは待合室に居るし、「う~~ん」とうなっていたら先生が「僕としたら肉がどういう風に盛り上がったか見てみたい」と言われたので「じゃあ予約します」と言ってホッとしました。で、次回は来年の1月に。今、エビ満月を食べていますが、どっこも痛くありません。さすが、繁盛している病院は違いますね。さて、今からフィギュアスケートを見ます。ではまた後ほどお会いしましょうw

えー、長らくお待たせしました。今からフィギュアスケートグランプリシリーズ第3戦中国大会のレビューを書かせてもらいます。さすがはお金持ちの中国。リンクサイドの壁のスポンサー名、これがほとんど中国っぽかったです。ではまずロシアのアリーナ・ザギトワ選手15歳。今年の流行なんでしょうか、この選手も曲は「ブラックスワン」でした。ジャンプは全て基礎点が1.1倍になる後半へ持って来ました。が、3(トリプル)ルッツ3ループのコンビネーションジャンプで転倒。解説の織田信成さんが「おそらくはメンタルからでしょう」と言っていました。3フリップジャンプでは両手を上げましたが、スワンの振付としては同じロシアのアンナ・パゴリラヤ選手の方がバレエみたいで美しかったですね。ショートプログラムの得点は減点が1.00の69.44点。終わった時は悔しそうでしたが、得点を見て嬉しそうでした。

次は日本の本田真凜選手16歳。第2戦カナダ大会では5位でした。今日は2戦目。この大会でグランプリファイナルへ行けるかどうかが決まります。まずは3フリップ3トゥループのコンビネーションジャンプ、これは回転不足を取られました。その後は3ループジャンプも2(ダブル)アクセルジャンプも全てがノーミスで、笑顔で終えました。大きなポケモンのぬいぐるみをもらって急ぎコーチの元へと走る様にリンクの外へ。ショートプログラムの得点は66.90点で納得した様子でした。インタビューでは、コーチから「真剣な顔が似合わないよ。いつも通りヘラヘラしたキャラでいこう」と言われたそうです。それで本人が言う集中力が消えたのでしょう。肩の力が抜けていつも通りの演技が出来、得点に結びついたのだと思います。今度のオリンピックの2枠には無理でしょうが、その次のオリンピックにと楽しみな選手です。

次はロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ選手20歳。3トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプはセカンドジャンプで片手を上げてました。次の3ルッツジャンプの高い事。2アクセルジャンプも片手を上げてました。演技は色っぽくしようとしていたのでしょうが、あまり色っぽくはありませんでした。ショートプログラムの得点は67.10点でした。

次は日本の三原舞依選手18歳。昨シーズンの四大陸選手権で優勝、世界選手権では5位になった選手です。世界ランキングでは樋口新葉(わかば)選手を抑えての6位なんです。今年のプログラムは昨シーズンとは打って変わって強い女性を演じるそうで、眼力をつけようと鏡をにらみつけたり、お化粧の練習をしたりしたそうです。曲はタンゴ。ちょっと緊張気味かな。最初の3ループ3トゥループのコンビネーションジャンプはセカンドジャンプが回転不足に、後半に2アクセルジャンプ、3フリップジャンプを持って来ました。タンゴとしてはインパクトが無かったけれどステップシークエンスは昨年より洗練されていました。本人曰く「昨年得た事はトップになるには表現力が必要」だとか。ショートプログラムの得点は66.90点。本田真凜選手と同点になりました。

次も日本の樋口新葉選手16歳。第1戦ロシア大会で3位になった選手です。2戦目のこの第3戦で2位以上になったらグランプリファイナルへ行けるそうです。曲は「ジプシーダンス」。冒頭に2アクセルジャンプ、後半に3ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプと3フリップジャンプを持って来ました。ステップシークエンスでは手拍子が、でも途中で消えたけど。印象としては、力強くスピードもあって表現力が高くなったと思います。特に音との表現がマッチした様に感じました。ショートプログラムの得点は70.53点。本人物凄ーくビックリしてて、「良かった」と大きく頷いて喜んでいました。インタビューでは、「ホッとした。勝ちたかった」と答えていました。

次はロシアのエレーナ・ラジオノワ選手18歳。この選手は第1戦ロシア大会で樋口選手に負けて4位になった選手です。この中国大会が2戦目となります。プログラムは2シーズン目で最初は3ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプ、後半から3ループジャンプ、2アクセルジャンプは何とかこらえました。ステップシークエンスとスピンは加点がつくほど良かったです。特にこれは初めからですが、指先の動きがとてもきれいでした。ショートプログラムの得点は70.48点で喜んでいました。

最後にカナダのガブリエル・デールマン選手19歳。昨シーズンの四大陸選手権では三原選手に次いで2位、世界選手権では銅メダルでした。曲は「カルメン」、歌入りは初めて聞きました。最初は3トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプ。このセカンドジャンプの高い事。加点の高いジャンプだそうです。そして3ルッツジャンプ、2アクセルジャンプ、終わったとたん大歓声が。ショートプログラムの得点は70.65点で、会場はどよめき、本人もビックリ笑顔になりました。今回はブライアン・オーサーコーチは病気療養中なのでついて来ていません。一緒にキス&クライに座っているのはもう1人のコーチでしょう。

結果、ショートプログラム1位はカナダのガブリエル・デールマン選手。2位は日本の樋口新葉選手。3位はロシアのエレーナ・ラジオノワ選手。4位にロシアのアリーナ・ザギトワ選手。5位、ロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ選手。6位に日本の本田真凜選手。7位が日本の三原舞依選手でした。この6位の本田真凜選手と7位の三原舞依選手は同点ですが、技術点が本田真凜選手の方が高かったのでこの様な結果になりました。以上、女子ショートプログラムのレビューでした。

続いて男子ショートプログラムです。まずは日本の田中刑事選手22歳。第1戦ロシア大会は棄権したのでグランプリファイナルへは行けません。曲はブルース。ブルースで滑るのは難しいらしいです。技術面では今では皆4回転を2つ入れて来ますが、解説の佐野稔さんは4回転を1つにしてノーミスにしたのはさすがだと褒めていました。4サルコウジャンプ、3フリップ3トゥループのコンビネーションジャンプ、3アクセルジャンプで決めてきました。ショートプログラムの得点は87.19点でした。パーソナルベストだったらしく、大きく更新した得点にうなづいていました。

次はアメリカのマックス・アーロン選手25歳。4トゥループ2トゥループのコンビネーションジャンプのファーストジャンプが両足着氷でセカンドジャンプは3の予定が2になってしまいました。4サルコウジャンプは良かったですが、最後の3アクセルジャンプでお手付きしてしまいました。ショートプログラムの得点は83.11点でした。

次は地元中国のボーヤン・ジン(金博洋)選手20歳。昨シーズンの世界選手権では3位でした。最初の4ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプですが、ファーストジャンプでお手付きをしながらもセカンドジャンプにつなげたのはすごいそうです。3アクセルの後、後半になっての4トゥループジャンプは着氷で乱れました。ステップシークエンスは羽生結弦選手の「SEIMEI」みたいにリズムだけのステップでした。終わった後のリンク内に投げ入れられたぬいぐるみは羽生選手には遠く及びませんが、それでも今日の誰よりも多かったです。中には昨シーズンのプログラム「スパイダーマン」のぬいぐるみもあちこちに有りました。ショートプログラムの得点は93.89点。皆とはケタが違いますね。やっぱり男子はこれぐらい得点を取らないとね。会場は大騒ぎでした。

次はロシアのミハイル・コリヤダ選手22歳。第1戦ロシア大会では3位になった選手です。今日が2戦目ですね。最初の4ルッツジャンプの高い事。佐野稔さんが「高い高い高い」と連呼するぐらい余裕で跳んでました。次の4トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプはファーストジャンプでバランスを崩したのですが、それでも高さがあるので関係無しにセカンドジャンプを跳んでいました。佐野稔さん曰く「常にあの高さで跳んでいるという事はコントロールしているという事」らしいです。すごいですねぇ。勿論ノーミスで、特に最後の表現力が良かったですね。終わってからは、満足した顔で挨拶をしていました。ショートプログラムの得点は何と103.13点。本人もビックリ。コーチと握手して喜びの笑顔でした。

最後はスペインのハビエル・フェルナンデス選手26歳。昨シーズンのグランプリシリーズではロシア大会とフランス大会で優勝しました。今年が3度目のオリンピックシーズンになります。曲は「チャップリンメドレー」。最初は4トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプの予定が3トゥループ2トゥループのコンビネーションジャンプになってしまいました。で、4サルコウジャンプは大丈夫でしたが、3アクセルジャンプは着氷が乱れてしまいました。でも、コミカルな表現力のうまさについてはこの選手の右に出る者はいませんね。ステップシークエンスなんか最高!!演技構成点はトップでした。なのでショートプログラムの得点は90.57点に。キス&クライにはブライアン・オーサーコーチはいません。手術して只今療養中です。居ないと初めてわかる、オーサーコーチってムードメーカーだったんですね。来週のNHK杯(第4戦日本大会)には羽生結弦選手が出ます。一緒について来てくれると良いのになあ。

さて、男子ショートプログラムの結果です。1位ロシアのミハイル・コリヤダ選手、2位中国のボーヤン・ジン選手、3位スペインのハビエル・フェルナンデス選手、4位日本の田中刑事選手、5位アメリカのマックス・アーロン選手でした。お疲れ様でした。明日のフリーのレビューは来週書きます。お楽しみに。