天気 「眩しすぎ 朝から日差し 差してきて」
昨夜1時就寝、夜中3時半中途覚醒して頓服のレボトミンを飲んでまた布団に潜り込んだら(-_-)゚zzz…。朝はいつも通り6時に起きました。なんか目が覚めたのか、パパがブツブツ言っていたけどよくわかりませんでした。
さて、お約束通り今日はフィギュアスケートグランプリシリーズ第3戦、中国大会男子フリーのレビューを書こうかと思います。まずショートプログラム5位のマックス・アーロン選手。曲は「オペラ座の怪人」。後半最初の4(クワド)トゥループジャンプに挑んでいってこらえました。頑張ったで賞を上げたいと思います。最後はまだ曲が終わっていないのにぃ、って感じでプツンと切れました。で、終わった途端ガッツポーズに。フリーの得点は176.58点、これは本人のパーソナルベストを越えた得点でした。ショートプログラムとの合計は259.69点、きっと満足しているでしょう。
ショートプログラム4位の田中刑事選手。冒頭のジャンプは、予定ではコンビネーションジャンプでしたが、4サルコウの単独ジャンプになってしまいました。次の予定では4のつもりでしたが3(トリプル)トゥループジャンプになりました。後半に入って初めのジャンプも予定では4のつもりが3サルコウジャンプになって、スピンの後の何も無い所で転倒してしまいましたが、これは「3ループをやろうとしたのではないか」と解説の佐野稔さんが仰っていました。終わった途端、アーッと頭に手をやっていました。全体的にはせっかくのコミカルな曲がイマイチになって残念でした。フリーの得点は減点1.00の159.98点でショートプログラムとの合計は247.17点でした。インタビューでは「変な所でミスしたのが悔しい結果に…。課題を全日本までに直したい」との事でした。オリンピックの出場枠は3枠。このうち羽生結弦選手と宇野昌磨選手は確実でしょう。残り1枠を田中刑事選手と村上大介選手と無良崇人選手とで競い合うのです。発表は12月におこなわれる全日本選手権終了後です。狭き門、頑張りましょうね。
ショートプログラム3位のハビエル・フェルナンデス選手。1晩にして薄らお髭がス・テ・キw。1ヶ所以外は4回転ジャンプがことごとく3回転に。終わった途端、すぐに演技を止めて暗い顔に。いつものフェルナンデス選手とは思えないボロボロの出来。やっぱブライアン・オーサーコーチの不在は大きかったのでしょうか。フリーの得点は162.49点、ショートプログラムとの合計は253.06点でした。
ショートプログラム2位のボーヤン・ジン選手。曲は組曲「惑星」。4つのうち3つの4ジャンプはお手付き、うち1つはコンビネーションジャンプの予定が単独ジャンプに、4つ目の4トゥループジャンプでは転倒してしまいました。終わって会場からは大きな歓声が送られましたが、本人は苦虫をかみつぶしたような顔をしていました。フリーの得点は減点1.00の170.59点。ショートプログラムとの合計は264.48点で笑顔にはなりませんでしたが、納得はしている様子でした。後1人で全てが決まるのですから、表彰台は確実ですもんね。
さあ最後です。ショートプログラム1位のミハイル・コリヤダ選手。曲は「エルビス・プレスリーメドレー」。最初は4ルッツジャンプ、高さはあっても軸がずれていたそうで転倒してしまいました。続く4サルコウも2(ダブル)サルコウジャンプになりました。後半のアクセルジャンプが1(シングル)になってしまったのは惜しいけど、終盤になるほど良くなって来て、終わってから満足した顔をしていました。フリーの得点は、減点が1.00ありましたが176.25点でショートプログラムとの合計は279.38点となりました。ショートプログラムの得点が100点を越えていたのが貯金になりましたね。
と言うわけで、男子シングルの優勝はロシアのミハイル・コリヤダ選手22歳。2位は中国のボーヤン・ジン(金博洋)選手20歳。3位はアメリカのマックス・アーロン選手25歳でした。ちなみに日本の田中刑事選手は7位でした。この地点でミハイル・コリヤダ選手のグランプリファイナル進出が決まりました。祝!!おめでとう~。
以上をもちまして、グランプリシリーズ第3戦中国大会のレビューを終わります。次回は第4戦日本大会(NHK杯)でお会いしましょう。