天気「曇り空、昨日の雪も無くなって」
今日はフィギュアスケートの女子ショートプログラムを観ました。無名の選手が滑っている間は掲示板にレスを書いたり流しの洗い物をしたりしていましたが、韓国のキム・ヨナ選手が出て来たので真剣に観ました。何やらこのオリンピックで引退するとか云々。さすがオリンピックチャンピオンだけあってそれまで滑って来た選手とはレベルが違っていました。技術力も演技力もあって、優雅で軽やかで…。観客にもそれがわかるのか、終わったとたん拍手喝采でした。もち、ダントツで74.92点の1位でした。
アメリカのグレイシー・ゴールド選手の演技はアッと言う間に終わりました。解説の八木沼純子さんが言うには、「それだけ充実した内容だった」とか。68.63点で4位になりました。
日本の鈴木明子選手28才は、これが最後のオリンピックにするとか。4年前のオリンピックの8位入賞だけでは物足りなかったのでしょうか。始まる前は「アッコちゃーん」というコールがまるで「ひみつのアッコちゃん」を呼んでる様でした(古っ)。曲は「愛の讃歌」、演技は最初のコンビネーションが普通の3回転になってしまい次の3回転ジャンプにくっ付けてコンビネーションにしたが、3回転を2回転と判定されて60.97点の8位になりました。
ロシア期待のユリア・リプニツカヤ選手15才。彼女は団体ではショート1位フリー1位合計1位でロシアに金メダルをもたらした選手とあって物凄い人気なのですが、それが重圧になったのか、トリプルフリップが2回転半で転倒してしまい、初めてのミスでガッカリのキス&クライでした。「キス&クライ」とは、演技を終えて得点を待っている間座っている場所の事です。そこで結果を見てキスしたり泣いたりするので、「キス&クライ」と呼ばれているのです。というわけで、今日は減点1の65.23点で5位になりました。
次、イタリアのカロリーナ・コストナー選手。世界ランキング1位で今回が3度目のオリンピックになるそうです。とても静かなプログラムで、しかもその静かな音楽にあわせた魅せるステップで、完成されたショートプログラムでした。キム・ヨナとはわずかな差で74.12点の3位でした。
さて、アメリカからの常連さん、アシュリー・ワグナー選手は全米選手権では4位だったのですが、世界ランキング4位というこれまでのキャリアで代表に選ばれました。コンビネーションジャンプの2つ目のジャンプが回転不足かも…というわけで、65.21点の6位に。
ロシアのアデリナ・ソトニコワ選手17才はリプニツカヤ選手の陰に隠れてあまり目立ちませんが、今日はノーミスの完璧な演技で終わったとたんガッツポーズをしていました。コーチもガッツポーズでした(笑)。最後のスピンが少し変わったスピンだったのが印象的でした。得点は74.64点の2位でした。
さて、CMを素っ飛ばして観始めてから4時間、ようやく最終滑走の浅田真央選手が登場しました。真央ちゃんしか跳べないトリプルアクセル(3回転半)は転倒で終わり、3回転のコンビネーションジャンプもダブル(2回転)になってしまいの痛恨のミスで、終わった時は悲しそうな顔をしていました。当然、技術点は22点台、減点1の55.51点で16位となりました。フリーは明日観る予定ですが、ばん回して6位になったというので、どんな演技を見せてくれるのか楽しみです。