天気「今日もまた病院通い雨の中」
さて一夜明けて、今朝は早朝に作ったおにぎりを食べて、頼まれた紙おむつを買ってから病院へ行ったらちょうど面会時間になっていた。末弟もやっと朝メシ食べてやって来たらしい。と言うのも、私は昨夜あった出来事を日記に書いていたら、寝そびれちゃって徹夜になってしまったからだ。私が居眠りしている間に来たとの事。お昼近くなって末弟が叔母さんを迎えに駅へ行くみたいなので、パパもついて行った方が良いのではないかと思ってそう言った。私の事を「大丈夫か、大丈夫か」と何度も言うから、ここで待っているから大丈夫と送り出した。それでちょうど良かったみたい。携帯に危ない状態になったという連絡が入ったからだ。私は反対側のソファーに座っていて、看護師さんが気付かなかったのかもしれない。慌てて駆けつけた叔母と末弟が集中治療室に駆け込んだ。
突然ですが、主治医が代わりました。神経内科専門のお医者さんみたい。話を聞くと、どうも姑は難病と認定がおりる滅多に無い病気にかかっているかもしれないという事がわかった。筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう、amyotrophic lateral sclerosis、ALS)だったかな。筋肉がどんどん萎縮していき、今呼吸器を付けているだけで延命処置になるらしい。これが数日しか保たなくて、次はのどを切開して直接気管に管を装着する事になる。そうなるともう話せなくなるし、すでに今の状態ではもう死ぬまで二度とご飯は食べられないって。今は転院さえも危ないと言う事で、どれくらいかわからないがここにいて安定したら、その筋専門の施設に移る事が出来るとのご説明。でもその頃には今ある意識も無くなってくると。今はとにかくまだ意識のある本人と本人の事を一番良く知っている末弟とが相談して、どこで延命措置を止めるか決めて欲しいと言ってきた。と、まあこんな話を聞いている間に、やっと朝になって連絡が取れた次男夫婦が駆けつけて来た。また先生にお話してもらって、面会してから皆で相談していた。末弟はもうボロボロ状態でご飯も食べていないから、叔母さんと外へ食事に出掛けた時に叔母さんが弁当やらおにぎりやら買っていた。ついでに留守番しているうちの息子にまでおかずを買ってくれた。謝謝。そして、また病院へ戻って末弟にお弁当を渡し、看護師さんに挨拶して駅まで送って行った。今日は叔母さんに来てもらって本当に良かった。兄弟3人だけではオロオロしてここまで覚悟出来なかったろうから。
夜になって、まだ姑が話せるうちに会わせておこうと、帰ったばかりだったが息子を連れてパパにまた病院へ行ってもらった。そして、またいつ電話がかかるかわからないので、寝られる時に寝ておこうと、パパは夕飯が終わったらすぐに布団に入った。私はもう3日も頭洗っていないので、これからシャワーを浴びます。体重は66.5キロ。今は体重の事なんてちっぽけな話さ。それよりこれからどうなるかが不安だ。