2月15日(火曜日)

Guppy   2005年2月15日   2月15日(火曜日) はコメントを受け付けていません

天気「今日もまたお天気の良い一日だ」


胆石症日記(手術日)

 朝7時40分、髪の毛は今まで通りくくっておくよう昨日言われていたのでそうする。体温36.1度。夫来る。

 主治医が来たので聞いたら、歯磨き洗面はOKとの事。早速する。口の中のネバネバが取れてスッキリした。忘れないうちに部分入れ歯を外す。眼鏡もコンタクトレンズも指輪もネックレスも時計も外す事。勿論、化粧は×。

 午前10時半、兄が来る。こんな事でも無いと有休使えないからと言っていたが、やはり心配になったのだろう。11時、二人とも一旦帰る。

 点滴始まる。浣腸してすぐトイレに走る。さすがに強力で更に便が3粒出た。

 12時、弾性ストッキング (約3000円ぐらいの物で外国製「コンプリネット・プロ<ストッキングタイプ>」と言う) を履く。これは血のめぐりを良くする為に履くみたい。後で教えてもらったが、指のところに穴が空いていてつま先部分は蓋をするみたいにして履くらしい。ナプキンをして紙パンツに履き替える。生理の血で床を汚し、濡れティッシュで拭き掃除。(;^_^A アセアセ・・・

 12時半ストレッチャーに寝転んで、同室の人に見送られてオペ室へ運ばれる。かなりのスピード。看護師さんて皆細腕なのに力持ちなのね。入り口を入ったところで、髪の毛を使い捨てのヘアーキャップにまとめて入れ、それまで来ていた寝間着と下着を脱いだ。それから上に何かを掛けられて奥のオペ室へ入り、看護師に支えられながら膝を曲げおへそを見る様にしてエビみたいな格好をして、脊椎に麻酔を打たれた。すごい痛かったのに、オペ室に流れているBGMが大好きな五嶋みどりのCDに入っていたのと同じ曲だったので、「この曲バッハですか。ビバルディですか」と聞いてしまった。麻酔医が「ビバルディの春」と答えたところで眠ってしまった。あれはバッハだと思うのだが…。

 気が付いたらICUで、夫とそこに居たらしい兄と会うが夫しか覚えていない。胆石 (※お食事時は見ない事、気分が悪くなる) を見せられたが、黄色いビーズの大きさのがジャラジャラと透明な入れ物に入っていた。

 夫が胆嚢を切り開いて中の石を分けてトレーに置いてあったのを見せてもらったらしい。その時にトレーに敷かれたガーゼにも黄色い色が移っていたので「その黄色い色は胆汁の色ですか」と聞いたら「違う、何の色かはわからないが人によって違う」と言われたらしい。「コレステロール系の石ですか」と聞いたら「どちらかと言えばそうですねえ」と言われたとの事。この時に「念の為にガンとかが無いか、胆嚢の組織を組織検査に回しています」と言われたらしい。


昨夜は3時半に覚醒するが、もう頓服はダメ。不安で不安で胸がいっぱいになる。朝7時40分に抗うつ剤のみ許されて飲む。