2月14日(月曜日)

Guppy   2005年2月14日   2月14日(月曜日) はコメントを受け付けていません

天気「有り難い今日は朝から天気良し」


胆石症日記(手術日前日)

 今日は朝の5時半から尿検査と血液検査あり。検温37.3度。

 朝8時、朝食。嫌いな牛乳を今日も飲む。偉い偉い。

 10時半、バスタオル2枚と前開きシャツ2枚と紙おむつ2枚とナプキン2枚と腹帯1枚、持っていかれる。

 11時15分から30分、シャワーを浴びる。今日は11時からお昼の2時まで、翌日手術を受ける人だけが入浴出来るのだ。生理中なのでお湯に浸かれなかったのが残念だ。

 12時昼食。タオル2枚とティッシュ1箱を用意する。ナース曰く、明日は一晩ICUに入る為、時間の観念がわからなくなるので時計を用意しておく様にと。後で取りに来てくれると言うのでテーブルに置いておいた。

 午後1時、オリーブオイルでへその掃除を処置室でされる。これは手術の時3カ所穴を開けるのだが、その一つがおへそだからだ。

 午後2時、外科の回診が始まった。医者がゾロゾロとやってくる。私はお腹を出していて、主治医は慌ててパソコンを開きながら外科部長に説明していた。その偉い先生は私のお腹を一撫でして「痛くないですか」と優しく聞いてくれた。ホント昔見た故田宮二郎のドラマ「白い巨塔」そのものだった。主治医がオロオロしているのがおかしかった。

 午後2時半、夫と一緒に主治医からインフォームド・コンセントを受ける。胆のうと胆管を合わせて胆道といい、胆道のどこかに石ができるのを胆石症と言う。胆石が出来る人はまた胆石が出来やすいので、手術し易くする為にみぞおちと右腰とおへそに穴を開け、おなかの中へ炭酸ガスを注入してふくらませ、おへそから胆嚢ごと取ってしまうらしい。それでも胆汁 (脂肪を分解する成分) は肝臓で出来て胆嚢はそれを貯めておくだけの働きに過ぎないから、胆管に石が詰まってさえいなければ無事十二指腸に流れるので、初めは油っこい物を食べると下痢になるかもしれないが、そのうち体が慣れてきて胆嚢が無くても問題無いとの事。それで私の場合「胆石症による腹腔鏡下胆嚢摘出術」と言う手術になるらしい。大昔は開腹手術をしていて快復に時間がかかったが、穴を開けて内視鏡で手術が出来る様になってからは、何が何でも内視鏡でと輸血をしながら5~6時間かけてもまだ手術していたらしい。でも、今は内視鏡でやってみて癒着や出血、損傷が有った場合は即開腹手術に切り替えるので、短時間で済むようになったとの事。合併症として、出血、胆汁の漏れ、胆管や腸の損傷、創感染、肺炎・無気肺・心不全、脳梗塞・心筋梗塞・肺梗塞・腸梗塞があげられると聞かされた。その上で「手術及び処置・検査等に関する説明」に師長立会人のもと、夫婦でサインした。夫はこの説明で何かあってからでは遅いとびびり、私の身内にメールを送ったらしい。(笑)

 下剤(グレープフルーツ味の氷入りジュース)を飲んだ。

 午後3時半、ICU師長、挨拶に来る。明日着る服(ガウンの中に前開きのシャツの袖を通しバスタオルを腰巻き代わりにセットされた物)を一組病室に届けられた。ついでにふくらはぎのサイズを測っていった。(これは明日履く弾性ストッキングのサイズを合わせる為だった)

 午後6時、夕食。夫と息子来る。夫、会社の同僚からバレンタインのチョコもらったと言って持って来たが、同室の人に分けるには好みがわからないので、チョコ好きな息子にあげる。うーん、食べたかった。

 午後7時から30分間、あの頑固な便秘がほとんど出てしまった。下剤恐るべし。

 夜9時、ピンクの小粒の下剤2錠飲む。生理痛用の鎮痛剤も1錠飲む。絶飲食に入る。消灯。

 この日は、とにかく体を清潔にして爪を切り、マニキュアをとっておく日。


昨夜は1時半と3時に中途覚醒。やっぱり落ち着かないのだろうか、4時半早朝覚醒する。

朝8時精神科の受診。昨日、突然胸が苦しくなった事を訴える。でものれんに腕押し。やっぱ主治医が一番だよな。2~3日点滴になるが大丈夫か聞かれた。そんなのなってみないとわからんのにと思った。

朝食時と夕食時に抗うつ剤が出る。夜9時眠前の薬も飲む。