天気 「今日も晴れ スーパームーン 美しく」
今日はテレビで野球をやっていて、フィギュアスケートのグランプリシリーズフランス大会の放送が遅くなりました。もう深夜なので、とりあえず男子フリーだけレビューさせてもらいます。滑走順から、ショート4位のアメリカ、アダム・リッポン選手。どのジャンプも回転不足無しで、特に最後のジャンプでは両手を上げて跳んでました。これは加点になります。4回転ジャンプは最初のトゥループだけですが、フリーの得点は182.28でショートとのトータルは267.53で3位になりました。ブラボー!でも、スケスケのシャツはもう止めてね。美しい演技はわかりましたから。
次、ショート6位の無良崇人選手。せっかくチャーリー・ホワイト氏に振付けしてもらったのに全く演技のセンスが無いというか、いかされていないのが残念ですね。中盤の4サルコウを3サルコウに回避したら跳べたのは4トゥループだけになっちゃって、おまけに最後の3ルッツジャンプで転倒もしちゃったし、フリーは減点1.00を取られての170.04でショートとの合計は248.42。まあ順位は一つ上がって5位になったので良しとしますか。
次はショートで突然2位になったアメリカのネイソン・チェン選手。4種類の4回転ジャンプが跳べると聞いて楽しみにしていたのですが、4ルッツ+3トゥループのコンビネーションジャンプと4フリップジャンプはすごかったですが続く4サルコウジャンプと4トゥループジャンプで転倒。お手つきもあったし、結局は2種類しか成功しませんでした。でも、成功した4回転ジャンプは2つとも基礎点が高く、しかも素晴らしいジャンプで加点が付いたので、それで技術点が高く転倒で減点2.00を取られましたがフリーは171.98で、ショートとの合計は264.80と4位で済んだのかもしれません。
次はショート3位のカザフスタン、デニス・テン選手。この選手も4回転はトゥループだけです。が、コレオシークエンスやステップシークエンスでの訴えて来る様な演技に惹き込まれてしまいました。技術点は勿論、演技構成点も高く、フリーは180.05でショートとの合計は269.26と2位になりました。
最後はショート1位のスペイン、ハビエル・フェルナンデス選手。曲はエルビス・プレスリーメドレー。エルビスになりきって滑りたいと、本当になりきっていました。4回転は最初のトゥループジャンプと次の4サルコウ+3トゥループのコンビネーションジャンプが4サルコウ+2トゥループになりましたがこれくらいは問題無しです。それよりも後半の4サルコウでおっとっととなって、次の3アクセルジャンプで転倒してしまいました。後、3連続ジャンプの最初が3フリップから2フリップになっちゃって、でも頑張ってステップシークエンスとスピンをしてお終い。技術点が90点台なのは他にもいますが、演技構成点で92.28は他にはいません。転倒で減点1.00は取られましたが、フリーの得点は188.81でショートとの合計は285.38と優勝しちゃいました。ロシア大会でも優勝したので、ファイナルへの出場が決まりました。宇野昌磨選手とフェルナンデス選手かあ。ファイナルが楽しみです。
<追記> 「スーパームーン」とは月が一番地球に近付いた時の満月の事だそうです。とても大きな月でした。
<追記> 「スーパームーン」は11/14だそうです。訂正してお詫び申し上げます。<(_ _)>