天気 「昨日より 日差し暖か 良い天気」
今日もフィギュアスケート、グランプリシリーズロシア大会を見ました。先ずは男子ショートプログラムから。解説は佐野稔氏。ロシアのミハイル・コリヤダ選手、21歳。最初の4回転トゥループ3回転トゥループのコンビネーションジャンプはまるで見本の様だそうです。続く3回転アクセルは着氷で失敗。後半の3回転ルッツは何も言われませんでした。得点は技術点48.56演技構成点41.72トータル90.28でした。次はフランスのシャフィック・ベセギエ選手、27歳。最初のジャンプは3回転3回転のコンビネーションジャンプの予定が何と、4回転トゥループ3回転トゥループに。1回転低いとダウングレードをとられ基礎点が低くなるのですが、1回転高いとアップグレードになるのでしょうか。その後、3回転アクセルでは着氷で失敗し、後半に3回転ルッツを跳んで得点は技術点44.50演技構成点36.18トータル80.68でした。それにしても衣装が上手く出来ていると佐野氏は感心していました。ベストもズボンも脱げない様に縫い付けているみたいでした。
さて、お次は待ってました。宇野昌磨選手、18歳。拍手に迎えられてリンクへ登場。まずは世界中でこの人しか跳べない4回転フリップ。着氷で?乱れたけど何とかこらえました。そして、4回転トゥループ3回転トゥループのコンビネーションジャンプでは第1ジャンプで着氷が乱れたけど強引に第2ジャンプへ持って行きました。そして後半に3回転アクセルを跳んですぐに大好きな「クリムキンイーグル」を一瞬ですが見せてくれました。この「クリムキンイーグル」とは、両足を大きく開き上半身を後ろに反らす演技で、一歩間違うと後ろにこけちゃうので要注意なんです。アクセルジャンプはなめらかな良いジャンプでした。で、得点は技術点54.28演技構成点44.31トータル98.59で、このスコアは世界歴代3位の高得点でした。本人もびっくり、樋口美穂子コーチもびっくりしていました。何せ、世界歴代得点の1位は羽生選手の110.95、2位はフェルナンデス選手の102.54に次ぐのですから本当にすごいです。ちなみに樋口コーチは女子の村上佳菜子選手と松田悠良選手のコーチでもあります。宇野選手くらいのレベルになったらよく海外のコーチに師事したりするのですが、この人はずーっと同じコーチに師事してそれで高得点になるのですからホントすごいなあと思います。
次はスペインのハビエル・フェルナンデス選手、25歳。この人、すごいんですよぉ。世界フィギュアスケート選手権で2015年2016年ともに世界チャンピオンなんですから。プログラムは2年越しのフラメンコで、昨年は髭ボーボーでしたが、今年はスキッと剃って出て来ました。では演技内容を。4回転トゥループ3回転トゥループのコンビネーションジャンプではステッピングアウトつまり回り過ぎて回転が止められなかったので減点、次の4回転サルコウの予定が3回転サルコウに。これもミスですね。3回転アクセルは良かった様です。曲に合わせたスピン、そしてステップシークエンスはさすがでした。得点は技術点45.47演技構成点46.08トータル91.55でした。次はイスラエルのオレクシイ・ビチェンコ選手、28歳。元はウクライナ代表だったそうです。何で国籍を変えたのかな。ウクライナでは代表になれなくなったからかな。最初の3回転アクセルはお見事でした。ステップからの4回転トゥループも良し、3回転フリップ3回転トゥループのコンビネーションジャンプ、スピン、ステップシークエンスも良しで、笑顔で演技を終えました。佐野氏曰く「最後のスピンが疲れたのか遅かった」って。得点は技術点46.74演技構成点40.07トータル86.81でした。
次はようやく田中刑事選手、21歳の出番です。もう引退しましたが、ずーっと高橋大輔選手を尊敬していて、わざわざ高橋選手がエキシビションで使っていた曲「ブエノスアイレスの春」を選んだそうです。先ず4回転サルコウが2回転サルコウになってしまい、これが3回転サルコウなら基礎点が下がるだけですが、2回転サルコウだと跳ばなかったと同じと見なされ0点に。続く3回転アクセルは大丈夫でしたが、3回転フリップ3回転トゥループのコンビネーションジャンプではステッピングアウトだった様です。なので得点は、技術点32.49演技構成点36.64トータル69.13となり10位となりました。次は最終滑走でスウェーデンのアレクサンドル・マヨロフ選手、25歳。4回転トゥループでお手つき。スパイラルからの3回転アクセルで転倒。後半の3回転トゥループ3回転トゥループのコンビネーションジャンプではステッピングアウトに。ジャンプが全て終わってコミカルなステップシークエンスが表情もコミカルでとても良かったです。得点は技術点33.51演技構成点35.29減点1.00トータル67.80と11位で終わりました。ここまでのトップ3は、1位が宇野選手、2位がフェルナンデス選手、3位がコリヤダ選手でした。皆さん、お疲れ様でした。 ^^) _旦~~
さて、ここからは女子フリーです。先ずショート10位の村上佳菜子選手。最初の3回転ループが2回転に。2回転アクセル3回転トゥループのコンビネーションジャンプが1回転アクセルの単独に。最後も1回転アクセル?でも悔しそうな顏一つ見せないでいつもニコニコ。フリーの得点は技術点39.88演技構成点55.90トータル95.78で合計151.03、それでも笑顔でした。次、ショートで7位の松田悠良選手。最初から2回転アクセル3回転トゥループ3回転ループのコンビネーションジャンプは珍しかったです。しかも、解説の織田信成君が言うには完璧にコントロールされたジャンプだったそうです。最後まで大きなミス無しで演技を終えました、今大会に出場したのは自分が世界でどの位置にいるのか知りたくて、それでデビューしたそうです。チョット生意気…。フリーの得点は技術点57.86演技構成点58.22トータル116.08で合計177.65でした。
次はショートで6位だったそうですが、見ていませんでした。アメリカのコートニー・ヒックス選手。最初のコンビネーションジャンプでオーバーターンつまり氷の上で1回転してしまったとの事。後は素晴らしい演技で、途中両足を開いて空中で跳んだので見ているこっちがドキドキ、とにかく最後まで生き生きしていました。フリーの得点は技術点59.99演技構成点59.31トータル119.30で合計182.98でした。得点を見ながら自分で拍手して喜んでいました。さあこれからはロシア勢の演技です。
先ずはショート3位のユリア・リプニツカヤ選手。珍しい黒い皮のパンツスタイルで登場。どんどんジャンプを跳んで素晴らしい演技をしていたのですが、スピンでミスがあってそれからジャンプが跳べず中断してコーチの所へ。そしてレフェリー(ボクシング等のレフリーと同じ役目かな)の所へ行かされ曲がストップしました。レフェリーはストップウォッチを押しました。観客席が心配そうに見守っている中、ステップシークエンスの所から演技を再開しました。ジャンプは転倒しましたが、最後まで頑張って演技をしました。会場みんなの拍手の中フリーの得点が出ました。技術点31.56演技構成点53.32減点6.00トータル78.88で合計148.13でした。次はショート2位のエレーナ・ラジオノワ選手。最初の3回転ルッツのコンビネーションジャンプが単独になったので、すぐ次の3回転フリップに3回転トゥループを付けてコンビネーションジャンプにしました。でも、ミスも多いし転倒もしたのでフリーの得点は技術点57.92演技構成点66.75減点1.00トータル123.67で合計195.60でした。そして最後、ショート1位のアンナ・パゴリラヤ選手。ジャンプは素晴らしいし、ステップシークエンスでは167センチの身長を大きく使っているから加点になると織田君が言ってました。とにかく素晴らしいの一言でした。フリーの得点は技術点70.76演技構成点70.52トータル141.28で合計215.21。これには本人とても満足気でした。
というわけで1位はロシアのアンナ・パゴリラヤ選手。2位は同じくロシアのエレーナ・ラジオノワ選手。3位は何とアメリカのコートニー・ヒックス選手でした。気になるロシアのユリア・リプニツカヤ選手は12人中12位、日本の村上佳菜子選手は11位、松田悠良選手は6位でした。皆さん、お疲れ様でした。男子フリーはまた改めてという事で今日はお終い。明日は歯医者さんの日なのでシャワーを浴びて来ます。では。
<追記> 晩ご飯の後片付けをしていたら、またもやパニック発作が。すぐに頓服のレキソタンを飲みました。その間にパパが代わりに後片付けをしてくれました。いつもありがとね。
<追記その2> 只今夜の10時半、シャワーを浴びて来ました。体重は66.7キロ。減るどころか増える一方。一時は67.3キロまで増えました。1ヶ月前は64キロ台だったのに…。(T_T)