天気「天気良し気分は悪し退院に」
なんて書いたら良いのだろう。一昨夜あれから日時が変わって日記を書いて、大量服薬してしまった。全部で48錠。死ぬ気はなかったんよ。只お腹が空いていて、むしゃくしゃしていて、そう言えば子供の頃おやつが無かったのでビオフェルミンを飲んでいた事を思い出して、眠前のお薬も6錠でお腹がいっぱいになったから、その延長線上で今日の分のお薬と、車に置いてあるお薬箱から頓服のシートと余っていたお薬を飲んだらやっと落ち着いて眠れたというだけである。
死ぬ気ならお薬全部飲んでいただろう。ちゃんと普段のお薬を残しておいたから、パパにも死ぬ気はなかったとわかってくれたみたいやけど、でも死んでも良いやと私が思っていると感じたらしい。朝、茶の間で居眠りしていた私を起こさずに取り合えず皆出掛けたが、パパは主治医に連絡を取ってから対処しようと思ったみたい。結果、パパは慌てて近所の入院施設の有る病院に運んで、急がせて胃洗浄したが、全て消化しきっていたらしく何も出ない綺麗なものだったらしい。
それからは、CCUと言うナースステーションの横にある物置状態の部屋へ入れられ、朝までズーッと点滴と尿袋と心電図をつけられていたが、噂話でうるさいは電話とベルの音でやかましいやらで、とんと眠れなかった。点滴24時間と3~4日の入院が必要だと言う事を知らなかったので、朝一に担当医が来た時「もう退院しても良い?」と聞いたら「良いでしょう」と答えられたので、ホッとして全てを外してもらってすぐに家へ電話した。
パパは2~3日かかると思って、替えのパジャマとパンツを買って来てくれていた。女物の下着を買うのは恥ずかしかっただろうに…サンキュー、パパ。今家で早速着ている。
私がたった一日で退院する事になって、ナースステーションでは陰口をたたかれた。「折角CCUに入れてやったのに…歩けるんかい…」等 (パパは幻聴じゃないかと言うんだけれど確かに聞いたと思う)。実際ふらついていたし頭もしびれたりズキンとする事が有ったが、それよりずっと眠れない方が嫌だった。何かワガママで退院すると看護士さん達は思っている様だが、ダメだったら医者がダメだと言うでしょう。この病院のメリットは近いというだけで、高いし一度問題を起こした病院で評判は悪いし、ナースの件でもデメリットの方が多いとしか言えない。私はこれ以上我慢出来なかった。入院費の事もあるし、高いのはわかっているのだから…。だから退院した。当分家で静養するつもり。ご心配かけた皆さん、ごめんなさい。今後慎みますので、どうかご容赦を…。<(_ _)>
<追記>CCU(Coronary Care Unit)とは、冠疾患集中治療室のことで、循環器系、特に心臓血管系の疾患を抱える重篤患者を対象とした集中治療室だそうです。
<追記>この日は、自殺する気は無かったとしても、心のどこかで死んでも良いやと思っていたという事は「自殺未遂」に相当すると判断し、ここにその事を記します。(2019/3/26)