4月17日(水曜日)

Guppy   2024年4月17日   4月17日(水曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「確率は 0% 今日は晴れ」

昨日もパパのお仕事のお手伝いを日中していたのですが、しながら昔の事を思い出していました。パパには25年以上も前からお付き合いしている女友達がいます。パパは友達と言いますが、私は男女関係に友情はないと思っているので、たとえ身体の関係が無くてもそこにはプラトニックな恋愛感情があると思っています。

彼女とは会社の同僚でした。いつもお喋りをしながら2人楽しく仕事をしていて、彼女がご実家から野菜を大量にもらった日は必ず沢山の野菜がパパにもお裾分けとしてもらっていました。持病の通院の日は大学病院の帰りにパン屋さんへ寄って大量に菓子パンを買ってきてはパパと山分けして、その代金はきっちりパパからもらう元銀行員らしい彼女でした。

彼女の親戚が本格的なパン屋さんを始めた時は、どれもこれも高いのに毎週の様にそこへ行っては何千円も払ってパンを買い、彼女は彼女でパパの弟が自分のお店を持った時はわざわざ2つの市をまたいでやって来てラーメンを食べていたそうです。それはパパが会社を辞めてからもしばらく続きました。私は偶然を装ってパパに会いに来たのではないかと思いました。

パパがこちらへ帰ってきてからずーっと勤めていた会社を辞める時、本当は2人一緒に辞めるつもりだったらしいです。それを察知した同僚が社長にその事を言って、それを聞いた社長が慌ててこちらの支店まで飛んで来て、パパは辞めても良いが彼女は辞めてもらっては困ると彼女を説得して、結果彼女はそのままそこに残る事になりました。パパが突然会社を辞めても私が何も言わなかったのは、これでようやく彼女との縁が切れると思っていたからです。

ところが、それから間無しに彼女がわざわざレジ袋に少量の野菜を入れて家にまで押し掛けて来た事がありました。偶然留守にしていてドアノブにそのレジ袋がかけてあったのでわかったのですが、何とパパが会社を辞めてからもその付き合いは切れていなかったのです。パパはズーッと携帯電話を持って彼女とLINEばかりしていました。その様子を見て私が「止めて欲しい」と言ったら、キレたパパは目の前で即LINEを削除しました。

そうしてやっと今は年賀状だけの付き合いになってくれましたが、誰にも一筆を書いた事の無いパパが、彼女のお父様が亡くなった時は「野菜をもらったりして世話になったから」と寒中見舞いを出したり、彼女にだけ一筆を書いていたりと今でもその付き合いは細々ながら続いています。まだ心の中に彼女がいるのでしょう。

私は占いが好きだったので病気になる前に彼女の姓名判断をした事がありました。パパと彼女とは物凄く縁が強く互いに独身だったらきっと結婚していたに違いないと思いました。互いに伴侶がいるからそこまで至らなかったのでしょう。といっても、パパは私の事を「只の病人」としてしか思っていないと言っていたので私は伴侶じゃありませんがw

さて、後片付けでもしますか。それでは。