5月15日(月曜日)

Guppy   2000年5月15日   5月15日(月曜日) はコメントを受け付けていません

天気「陽を浴びて誇るツツジがうらめしや」

主人が「会社から臨時収入が有った」と言うので、かねてから欲しかった本『「うつ」を生かすーうつ病の認知療法ー』を土曜日に買って貰った。 (ここで一言念を押して言うと、私は気分障害という病気ですがうつ病の中の一種類にすぎないのです。うつ病と言ってもいろいろ種類が有って、気分障害は必ず治る病気なのです。勿論、いわゆる精神病ではありません!!) この本は、認知療法の創始者ベック教授 (米国ペンシルバニア大学) から直に教えを受けて帰国した著者_大野裕博士が、日本での臨床経験を基に患者にも役立つ実践書として1990年に出版された、日本人による最初の認知療法の本です__(^^)//”””パチパチ。この本の存在を初めて知ったのは、弟から貰った例の古本の巻末に、翻訳本『いやな気分よ、さようならー自分で学ぶ「抑うつ」克服法』と共に紹介されてあったのを読んだとき。そして最近インターネットでも、『躁うつ病のホームページ (東京大学医学部附属病院精神神経科の加藤忠史先生のHP)』でこの2冊の本だけが推薦されていたので、どっちか1冊は絶対に買おうって決めていたのだ。だけど何故、大野博士の本に決めたかというと……第一に一般的に言って翻訳本というのは訳者の力量いかんで良し悪しが決まるという事。第二にこの翻訳本の方は、膨大なページ数の為4人も訳者がいて、文章の統一感に欠けるのではないかという不安が有った事。第三に過去の経験から、著者が外国人なので国民性の違いによる理解し難い面が多いという事。第四に私にとって一番大事な事、ハードカバーは重すぎて寝ころんでは読めないという事……以上の理由からです。決して内容の優劣で決めたのではありません。デビッド・D・バーンズさん、ごめんなさい。(-_-;) さて、少しずつしか読めないので感想はまだわかりませんが、創始者が作った『ベック質問紙』によると、未だに重度のうつらしいです。発病時からは大分快方したと思っていたのに…残念です。この調子だとまだ何年もかかりそう。(..)

P.S. あの人柄とすばらしい発想力に敬服していました。無念です、小渕総理。ご冥福をお祈りします。(大平さんにしても小渕さんにしても、どうしてこうも人柄の好い人が総理大臣になった時に限って早々とお亡くなりになるのでしょうか…。この先日本の行く末が心配です。)