12月22日(日曜日)

Guppy   2019年12月22日   12月22日(日曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「曇り空 降るかと思い 急ぎ足」

今日はめちゃくちゃ腹が立っています。腹が立って腹が立って頓服のレボトミンを飲んでも治まらず、今度はやけ食いをしています。誰にと?パパに決まっているではありませんか。他に私と話をする相手は居ませんからね。ドラッグストアでは予算通りだったのですが、スーパーでの買物途中で予算をどんどんオーバーしていくので、あれもこれも安売りの方をカゴに入れていったのに、今日は「冬至の日」だと言うのでカボチャも安い方を1/2買いました。本当はそんな気疲れする煮物など作りたくなかったのですが、冬至だという事で市販のだしつゆだけを使って作りました。それもパパにカットしてもらい皮を少しむいてもらったのを。その前にパパがどうしても食べたいと昨日切り餅を買って、今日はぜんざいのレトルトを買ったので夕方ぜんざいを作る様に言われました。で、パソコンを明け渡し「年賀状印刷するんやろ」と言ってキッチンに立ったのですが、それがパパの癇にさわったらしく、「今日は買物に連れて行け、年賀状を作れと、次から次へ、ゆっくりしたいのに。買物だって安物ばかりで美味しいのを食べさせたいと思わないんか」と怒って、こっちは言われた通りぜんざいを作ったのになかなか食べてはくれず、それで私がキレたら誰からか忘れたが「薬飲んだら」と言われ飲みましたが全然怒りは燃えさかるばかり。年賀状は結局、夫婦喧嘩の仲介役に入った息子が印刷してくれました。パパより早くきれいに出来上がりました。

私の機嫌がなかなか直らなかったのは大好きな羽生結弦選手が宇野昌磨選手に負けたからかも。パパは私が好きだからという理由でいっつも羽生選手を目の敵にしています。そして宇野選手を褒め称えます。今日は羽生選手の目つきが悪いと言っていました。負けず嫌いで勝負になると確かにそういう時もありますが、笑った時はまるで子供の様に笑います。そこが良いのかもしれません。いつもは決して見せてはくれないテレビを今日は点けてくれました。多分、私のご機嫌取りなんでしょう。でも、見る気も湧かず、年賀状に一言ずつ添え書きを書いていたのですが、宇野昌磨選手と羽生結弦選手の演技だけはしっかりと見ました。結果、一昨日のショートプログラムの時も目の周りがくぼんでいましたので大丈夫かなと心配していたのですが、今日のフリーはボロボロでした。

前半の4サルコウと、後半の3アクセル3トゥループのコンビネーションジャンプは上手くいきましたが、それ以外の5つのジャンプがGOE(出来栄え点)では-になっていました。そして、スピンは最高難度のレベル4でしたが、ステップシークエンスはレベル3でした。最後のジャンプ3アクセルでは結局転倒してしまい、フリーの得点は172.05(技術点83.33演技構成点89.72減点1.00)でショートプログラムとの合計は282.77でした。

一方その前に滑った宇野昌磨選手は、ジャンプは堪え気味でしたが、何とか転倒せずに着氷して、前半4トゥループのコンビネーションジャンプの予定が単独になってしまったので後半の4トゥループに付けていました。そして前半に3アクセルを跳んだのですが、後半最後のジャンプも3アクセルのコンビネーションジャンプの予定なので、これを単独にすると重複したと見なされるので頑張って予定通り3アクセル1オイラー1フリップにしました。サードジャンプは3フリップの予定だったのですが、1フリップで精一杯でした。その他はスピンもステップシークエンスも全て最高のレベル4でした。特にジャンプが全て終わってからのステップは爽やかな笑顔でした。こんなに楽しげにステップシークエンスをしている選手は初めて見ました。コレオシークエンスなら自分の得意な演技をすれば良いので気持ち良さそうに滑っている人は多いですが、難しいステップシークエンスでしかもレベル4で笑顔とは、本当にスケートが好きなんですね。演技が終わった瞬間、緊張が解けたのか「ふはー」っと息を出して笑顔になりました。新しいコーチ、ステファン・ランビエールコーチと笑い合ってハグしていました。今季はコーチ無しでと言っていましたが、やはりコーチって必要なんだなと宇野選手の試合を見ていてつくづく思いましたよ。この前までのボロボロの試合がランビエールコーチに出会ってスケートを楽しむ様になって、それが今日の試合の結果につながったのですから。フリーの得点は184.86(技術点94.14演技構成点90.72)で、ショートプログラムとの合計は290.57でした。表彰台では涙を拭いていました。羽生選手に勝つという悲願の優勝でしたから。