天気「今日もまた シトシト雨が 降って来て」
今日はフィギュアスケート四大陸選手権の女子シングルを見ました。ショートプログラム1位は宮原知子(さとこ)選手でした。去年の四大陸では2位だったので、今日は余裕の安定感でノーミスでした。ショートプログラム2位はアメリカのグレーシー・ゴールド選手でした。最初はスピードを出し過ぎて、ジャンプの着地後、壁に手が着いちゃいました。でも、相変わらず美しい演技でした。とても10代とは思えないぐらい大人っぽい選手です。引退したら女優になれば良いのにと思うほどきれいな人です。ショートプログラム3位は本郷理華選手。グランプリシリーズで覚えたのか演技力が良くなっていました。
午後から四大陸選手権の女子フリーの演技を観ました。結果、ショートプログラム4位のポリーナ・エドムンズ選手(米)が184.02点で1位になりました。今まで見た事も無い選手でビックリしました。身長は170cm、難しいジャンプも跳べるけど、スピンの種類が多いそうです。で、宮原選手はと言うと、ショートプログラム1位のプレッシャーからか、ジャンプミスが続き転倒もあって、今年も2位で終わりました。この人は、努力家かもしれませんが、存在感が薄いですね。華が無いと言うか…。3位は本郷理華選手。アッと言う間に演技が終ってしまいました。こういう時って大概良い演技をしているんですよね。表彰台に乗れて良かったね。次の世界選手権ではヨーロッパ選手権の方に出場していたロシア勢が出て来ますから、日本人は表彰台には乗れないと思った方が良いです。で、4位がショートプログラムで2位だったグレーシー・ゴールド選手でした。もう可哀想なくらいボロボロの演技でした。グランプリシリーズを欠場したのは、疲労骨折だったそうです。終わった後にリンクで丈1mぐらいのぬいぐるみをもらっていました。そして、キス&クライで背中を開けたら中からお菓子が(笑)。ようやくゴールド選手に笑顔が戻りました。良かったです。ついでに5位ですが、これもお初の中国代表ジジュン・リ選手18歳でした。今大会は韓国で行われているのですが、客席は半分も埋まっていないのに、このジジュン・リ選手が出るとすごい歓声で物すごーく人気者みたいです。顔はきれいだし仕草は可愛いし、もう得点が出たとたん「えー」と言う声が…。きっと1位にならない限りこの「えー」は続くのでしょうね。
今大会の解説は荒川静香さんでした。出産を終えてすぐに仕事に復帰するってすごい人だと思います。私には出来なかった事なので。パパが「この人はどんな選手が出ても必ず良い所を見つけて褒めるから良い」と言っていました。こういう人だから、皆が頼ってくるのでしょうね。姉御肌タイプなんでしょう。この人が居たから羽生結弦選手も世界のトップになれたのだし…。みんな、足を向けて寝られないですね。