天気 「嘘でしょう 予報の晴れが 午後は雨」
今朝は5時起きでした。6時半になってパパが掃除機をかけてくれたので衣替えをしました。2時間半かかりました。今日は精神科と歯医者さんの日。「母に何故私が絶縁状態にしたのか理由を言いたくて手紙を書こうと思ったがパパに相談したら止めといた方が良いと言われた」と言ったら、ドクターもパパと同意見で「もし気にしているのなら向こうから何らかのそぶりが有るはず。それが全く無いという事は伝わらない人なんだと思う」と言われました。はぁ、親孝行が出来る人が羨ましいよぉ。
さて、気を取り直して録画しておいたフィギュアスケートグランプリシリーズ第2戦カナダ大会を見ました。まずは女子ショートプログラムから。日本の本田真凜(まりん)選手16歳。2016年の世界ジュニア選手権の金メダリストだったそうですが、これは昨シーズンではなく一昨年のシーズンですね。今シーズンがシニアデビューだそうです。見た目可愛いし、スケートも上手だという事で浅田真央ちゃんがやっていたCMを引き継いだみたいですが、蓋を開けてみればとんでもない只の物怖じしないだけの選手でした。3(トリプル)ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプは予定より難度を上げての失敗でした。最後の1(シングル)アクセルジャンプは得点無しなので、ショートプログラムの得点は減点1.00の52.60点でした。唇かんで悔しそう。インタビューでは涙を浮かべていました。世界を甘く見るんじゃない!!次も日本の本郷理華選手21歳。初めて見たのは4年前のグランプリファイナルでした。アメリカのグレーシー・ゴールド選手がケガで欠場して補欠だった本郷選手が急遽出場する事になったのです。あの時はオドオドしていて心配しながら演技を見守ったものですが、今日の本郷選手は自信に満ち溢れていてとても良かったです。昨シーズンと同じ「カルミナ・ブラーナ」ですが、昨シーズンと違って大きな身体と長い手足を存分に生かして堂々とした演技でした。しかも指先まで細やかな演技で、大きな成長を見ました。本人もとても満足した顔をしていました。得点は61.60点でした。次、1人飛ばしてアメリカのアシュリー・ワグナー選手26歳。筋肉ムキムキの肩をさらけ出してまるで社交ダンスのラテンみたいでした。ジャンプに入る前は必ずダンスが止まるんですよね。スピンで手を叩いていたり、「ヒップヒップ…」と歌いながら演技したり、変な人でした。得点は61.57点と本郷選手を越えられませんでした。よしよし。次はロシアのマリア・ソツコワ選手17歳。曲は「白鳥の湖」で、後半からどんどん曲の音に振付が合って来てすごく良くなっていました。エフゲニア・メドベデワ選手みたいに全てのジャンプで片手を上げていましたから加点いっぱい。得点は66.10点でした。次もロシアのアンナ・パゴリラヤ選手19歳。ステップシークエンスのキレが良さそうに見えましたが、音に合っていなかったので微妙にあまりキレていない様に私には見えました。終わってもあんまり嬉しそうじゃなかったのに得点を見たらニヤリと笑っていました。その得点は69.05点でした。最後、地元カナダのケイトリン・オズモンド選手21歳。シャンソンと言えばフランス。フランス人のイメージは鼻をツンと上げている所なのでしょうか、ジャンプやスピンの間ではいつも鼻をツンと上げていました。ジャンプの度に大きな歓声が、ステップシークエンスでは手拍子、演技が終わる前のスピンからもう拍手が鳴り止まず、終わったら口笛が鳴ってスタンディングオベーションでした。得点は76.06で、嬉しくて嬉しくて手を叩いて喜んでいました。
結果、ショートプログラムの順位は1位がカナダのケイトリン・オズモンド選手、2位がロシアのアンナ・パゴリラヤ選手、3位がロシアのマリア・ソツコワ選手でした。ちなみに本郷理華選手は6位、本田真凜選手は12人中10位でした。
さて、今度は男子ショートプログラムです。6番滑走、日本の無良崇人選手26歳。滑り慣れたプログラムに変更しても4(クワド)トゥループジャンプで回転不足。いつもより丁寧だけどリズムだけのステップシークエンスは羽生結弦選手の真似かな?とにかく満足げな顔で終えました。得点は74.82点でした。行けなかった親父さんをオリンピックに行かせてやりたいらしいとか。多分、ギリギリ大丈夫でしょう。きわどいけど。次、3人飛ばしてアメリカのジェイソン・ブラウン選手22歳。まだ若かったのね。この選手もミーシャ・ジー選手と同じで4回転ジャンプは跳びません。ですが、表現力が高いので結構そこそこまでイケるんですよねえ。最初の3アクセルジャンプは危なかったです。でもコミカルな振付が面白くて終始にこやかで自然と会場から手拍子が沸き起こり、終わったとたんワーっと歓声が…。得点は90.71点でした。繰り返し言いますが、4回転無しでこの得点なんです。すごいでしょう。次は地元カナダのパトリック・チャン選手26歳。最初の4トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプは危なかったです。最後の3アクセルジャンプではお手付きしたし。でも、全体的に美しい演技で観客は立って拍手。解説の織田信成さんが「スケーターの中のスケーター」と絶賛していました。得点は94.43点で、笑顔で満足げでした。最後は日本の宇野昌磨選手19歳。6分間練習では1周する度に樋口美穂子コーチの所へ行くので、まるで母親と幼子の様で、昨シーズンの男らしさが消えたみたい。最初に得意の4フリップジャンプ、次は4トゥループ2(ダブル)トゥループのコンビネーションジャンプ、最後に3アクセルジャンプで決めました。が、本当はコンビネーションジャンプの第2ジャンプは3トゥループの予定だったそうです。とっさに変更したのですね。終わった途端、ウンウンとうなずいていました。技術点は57.12と50点越えして、得点は103.62点と1人100点越えでした。羽生選手とこの選手は確実にオリンピックへ出場出来るでしょう。初めてのオリンピックですが、目標はメダルではなく羽生結弦選手だそうです。はたして越えられるでしょうか。オリンピックが楽しみです。
というわけで、ショートプログラムの順位は1位日本の宇野昌磨選手、2位カナダのパトリック・チャン選手、3位アメリカのジェイソン・ブラウン選手でした。ちなみに日本の無良崇人選手は8位でした。明日はフリーです。只今深夜2時過ぎなので、録画して月曜日にでも見るつもりです。レビュー、お楽しみに。