天気 「今日は晴れ 明日も晴れて 明後日も」
今日も頑張ってフィギュアスケートの世界国別対抗戦2019のレビューを書きたいと思います。書き始めると何時間もかかって疲れるので、いっつも「これで最後にしよう」と思いながら、でも試合を見るとやっぱり書いてしまうのはどうしてなんでしょうね。しかーも、私の独断と偏見で書くレビュー。こんな小さなサイトですからご本人の耳にまで入る事は無いと思いますが、なるだけ個人攻撃にならない様気を付けたいと思います。それでは、今から録画してあった試合を見ます。また後ほどここでお会いしましょう。
今日は女子シングルのフリーです。まずはショートプログラム4位のブレイディ・テネル選手(アメリカ)。私はこれまでこの選手を気にも留めずにいたので、突然頭角を現して来てビックリしています。「ロミオとジュリエット」の曲に合わせて気迫が感じられる演技でした。当然パーフェクトで、終わった途端ガッツポーズをしていまいした。スピンもステップシークエンスも全て最高難度のレベル4ですごかったです。得点は150.84(技術点79.64演技構成点71.19)で、ショートプログラムとの合計は225.64でした。パーソナルベストだったらしく、ビックリして大喜びでした。
次はショートプログラム3位の坂本花織選手。冒頭の3(トリプル)フリップのコンビネーションジャンプが単独になってしまい、その為とっさに次の2(ダブル)アクセルジャンプ(2回転半のジャンプ)に3トゥループを付けてコンビネーションジャンプにしました。さすがです。その後の3ルッツジャンプでも何とか転倒しない様こらえたのですが出来栄え点ではマイナスになってしまいました。ステップシークエンスではまさかのレベル3。スピンは全て最高難度のレベル4を取ったのですが。後半になってようやく気持ちを立て直したのか、素人目に見ても「もう大丈夫」という感じでした。前半のミスは多分、緊張していたんでしょうね。得点は146.70(技術点74.80演技構成点71.90)で、ショートプログラムとの合計は223.65でした。パーソナルベストだったのですが、本人はもっとイケると思っていたのでしょうか、あんまり喜んではいませんでした。
次はショートプログラム2位のエリザベータ・トゥクタミシェワ選手(ロシア)。この人が滑ると全部お色気になってしまうのが不思議ですね。でも、技術だってすごいんですよ。3アクセルジャンプなど余裕で跳ぶのですから。しかもレベル4のステップシークエンスまでお色気たっぷりなんですから。後半のコレオシークエンスでは、宇野昌磨選手がやっていて有名になったクリムキンイーグルを女子なのにがに股でやっていました。しかーも、左手を振り回し「カモンカモン」と客から手拍子を誘っている様な仕草をしていて。それに観客もまた答えて、大きな手拍子になって楽しんで滑っていました。得点は153.89(技術点82.15演技構成点71.74)で、ショートプログラムとの合計は234.43でした。これはパーソナルベストで「オー」と拍手をしていました。
最後はショートプログラム1位の紀平梨花選手。冒頭の3アクセルジャンプから大きく転倒。出来栄え点はマイナス4.00。次の2アクセルに3トゥループを付けてコンビネーションジャンプにしました。前半最後の3ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプも勢い足りず転倒。こちらの出来栄え点はマイナス2.78でした。でも、スピンもステップシークエンスも全てレベル4でした。それが救いになったかな。演技後すぐに手を合わせて「ごめんなさい」と言っていました。得点は138.37(技術点70.67演技構成点69.70減点2.00)で、ショートプログラムとの合計は222.34でした。それを見てウンウンとうなずいていました。
というわけで、女子シングルのフリーの順位は1位エリザベータ・トゥクタミシェワ選手で12ポイント獲得、2位ブレイディ・テネル選手で11ポイント獲得、3位坂本花織選手で10ポイント獲得。日本の紀平梨花選手は残念ながらショートプログラム1位から5位になって8ポイント獲得となりました。
これで全ての種目が終わりました。国別ではアメリカチームが117ポイントで金メダル、日本チームが104ポイントで銀メダル、ロシアチームが102ポイントで銅メダルでした。2ポイント差で何とか逃げ切れて良かったです。ホント危なかったです。以上で世界国別対抗戦2019のレビューを終わります。次回は2021年です。お楽しみに。
<追記> 4月12日、南部鉄器の実験第11弾、鉄鍋で昔懐かし昭和のナポリタンを作りました。勿論、パスタをゆでるのは26センチのアルミ鍋です。作りやすかったですが、味は今一だったみたい。残ったパスタで適当に作ったバターしょうゆのスパゲティの方が評判良かったです。(@@;)