3月23日(金曜日)

Guppy   2018年3月23日   3月23日(金曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「雨上がり 曇りのはずが 今も雨」

頭痛が痛いです。違った。頭が痛いです。また連日連夜お隣さんによるピンポンダッシュが始まったのです。水曜日、偶然会ってからずーっとです。頓服のアリピプラゾールを2度飲みました。それでも効果無しです。はあ。orz 今日は午前中世界フィギュアスケート選手権の男子ショートプログラムを見ました。そのレビューを書きたいと思います。と言っても例のごとく最終グループのメンバーだけですが。そのぐらいのレベルになるとちょっとしたミスで勝負が決まって面白いからです。では。

まずはロシアのミハイル・コリヤダ選手20歳。平昌オリンピックでは8位でした。最初は4(クワド)トゥループ3(トリプル)トゥループのコンビネーションジャンプ、そして3ルッツジャンプ、後半に3アクセルジャンプ(3回転半のジャンプ)を持ってきました。3種類のスピンとステップシークエンスは全て最高のレベル4でした。ジャンプも全て質の良いジャンプで、GOE(基礎点からプラスマイナスにする出来栄え点)では高い加点をもらいました。結果、ショートプログラムの得点は100.08点(技術点54.86演技構成点45.22)でした。

次はイスラエルのオレクシイ・ビチェンコ選手30歳。平昌オリンピックでは11位でした。まず最初に3アクセルジャンプを持って来てそして4トゥループジャンプ、スピン1つ。ここまでが前半。この後基礎点が1.1倍になる後半に入ってから3ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプを持って来ました。スピード感があって、アッと言う間に終わりました。ショートプログラムの得点は90.99点(技術点48.39演技構成点42.60)でした。30歳にしてまだ自己ベストを更新しています。とても喜んでいました。それにしてもどこまで上っていくのでしょうか。

次はアメリカのネイサン・チェン選手18歳。平昌オリンピックでは5位でした。最初に4ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプを跳びました。が、GOEではマイナスを食らいました。その次のスピン2つと後半の4フリップジャンプは審議になりました。全体的にキレの良い演技に見えたのですが…。何種類4ジャンプを跳んでも質が悪かったら意味が無いですね。というわけで、ショートプログラムの得点は101.94点(技術点57.51演技構成点44.43)でした。質にはこだわらないのでしょうか、とても嬉しそうな笑顔でした。

次はロシアのドミトリー・アリエフ選手18歳。平昌オリンピックでは7位でした。まずは4ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプ、これは審議になりました。しかーも、次のジャンプで4トゥループを跳ぶはずが3トゥループジャンプになってしまって、コンビネーションジャンプのセカンドジャンプとかぶったので0点となりました。基礎点もGOEもです。これは手痛いです。可哀想に、ショートプログラムの得点は82.15点(技術点39.61演技構成点42.54)でした。ガッカリしていました。orz

次は中国のボーヤン・ジン選手20歳。平昌オリンピックでは4位でした。冒頭は4ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプでした。そのファーストジャンプの高い事。楽勝で跳んでました。安定していたし、とてもきれいでした。次の4トゥループジャンプでは壁ギリギリで降りてアンダーローテーション(回転不足)になってしまいました。ま、ぶつかって転倒しなくて良かったです。ショートプログラムの得点は95.85点(技術点53.03演技構成点42.82)でした。ようやく笑顔が戻ってきました。

最後は日本の宇野昌磨選手20歳。平昌オリンピックでは銀メダルでした。右足の甲が痛いとかでプログラムの内容を変えたそうです。まずは4トゥループジャンプ。スピン、ステップシークエンスと来て後半最初のジャンプ、3サルコウ2トゥループのコンビネーションジャンプの予定が間にターンが入ってしまってオーバーターンとなりました。あー残念。ショートプログラムの得点は94.26点(技術点47.90演技構成点46.36)でした。これからはジャンプの質にこだわっていきたいそうです。良い事です。

さて、この段階での暫定順位は1位ネイサン・チェン選手、2位ミハイル・コリヤダ選手、3位アメリカのヴィンセント・ジョウ選手17歳、4位はボーヤン・ジン選手、5位は宇野昌磨選手、6位はカナダのキーガン・メッシング選手26歳でした。フリーが楽しみです。では、今日はこのへんで。