天気 「今日は晴れ 朝日まぶしい 氷点下」
昨日、平昌オリンピックの女子カーリングを見ました。スイスのチーズか漬物石みたいな石を滑らせて、最終的には勝った方のチームの石が負けた方のチームの石との間で、輪っかの中に何個残るか競い合う競技です。これが10セットあるのです。昨日は日本対韓国の試合でした。やっぱり地元大会だからでしょうか、韓国が有利になる度に歓声があがります。私は何年か前に、初めてオリンピックのニュースに取り上げられた時にカーリングを見た事がありますが、パパは初めての様です。結局、パパは試合が終わる11時まで見ていました。珍し。
朝8時半過ぎ、今からシャワーを浴びて来ます。10時から男子フィギュアスケートのショートプログラムが始まるからです。では、御免。
はあ、スッキリしました。体重は61.3キロでした。ちょっと減ったかな。昨日量った体脂肪率は30.6でした。BMIは24.1。何と私は隠れ肥満でした。パパは痩せた痩せたと言いますが、お肉が全部下半身へ行ったからだと思います。もうちょっとダイエット頑張らないと。
えー、今日はパパが居ないのでライブで平昌オリンピックのフィギュアスケート男子ショートプログラムを見ました。全部で30人はとても書けないので私が個人的に注目している選手だけレビューさせてもらいます。まずは第4グループからアメリカのアダム・リッポン選手28歳。この選手は全米選手権では4位だったそうですが、これまでの実績で代表に選ばれたそうです。でも今回は4回転ジャンプはしませんでした。冒頭は3(トリプル)フリップ3トゥループのコンビネーションジャンプでした。続く3アクセルジャンプ(3回転半)で軸が傾いたのを無理矢理降りました。素早いステップシークエンスと回転の速いスピンが良かったかな。終わったら観客がワーキャーとあっちからもこっちからもで、お辞儀しては投げキッスしていました。得点は87.95点(技術点44.48演技構成点43.47)でした。
次はOAR(ロシアから来たオリンピック選手の略)のドミトリー・アリエフ選手18歳。私はお初にお目にかかりますかな。曲は浅田真央さんがバンクーバー五輪のショートプログラムで使用した「仮面舞踏会」。冒頭の4(クワド)ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプだけで19.57点も取りました。すごいです。このジャンプは中国のボーヤン・ジン選手が初めて跳んだコンビネーションジャンプですが、この選手も跳べるとは…。ノーミスで、得点は98.98点(技術点56.98演技構成点42.00)でした。自己ベストを7点以上も塗り替えました。
次はカナダのパトリック・チャン選手27歳。ソチ五輪の銀メダリストです。最初は4トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプの予定でしたが、コンビネーションを止めて単独ジャンプにしました。で、次の3ルッツジャンプに3トゥループジャンプを付けてコンビネーションジャンプにしました。が、後半の3アクセルジャンプで転倒。ですが、この選手の魅力はステップシークエンスに見えないぐらい表現力のあるステップシークエンスで、常に髙評価を受けています。でも、転倒したのは大きいですから終わったとたんハーと一息ついていました。得点は90.01点(技術点45.08演技構成点45.93減点1.00)でした。
ではここからは第5グループ、最終グループです。まずは日本の羽生結弦(ゆづる)選手23歳。昨年のケガから3ヶ月。何の情報も入って来ないから心配したあるよ。会場では名前をコールされて登場するだけで「ワーキャー」うるさいです。曲はショパン作曲「バラード第1番」。冒頭は流れる様な4サルコウジャンプ、後半になって3アクセルジャンプは余裕で跳んでました。何の問題も無しでGOE(出来栄え点)は満点でした。そして4トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプ、しかもセカンドジャンプは両手を上げてのジャンプでした。もう非の打ち所がない演技でした。全てのGOEで加点されていました。あっちこっち向いてお辞儀をする度にキャーキャーうるさいです。まるで世界中にファンがいるみたい。まあ、韓国にもファンクラブがあるので尚更なんでしょうね。得点は何と111.68点(技術点63.18演技構成点48.50)でした。本人も喜んでいました。インタビューにも、「不満無く疑問も無く嬉しく思っている」と言ってました。私も嬉しいあるよ。
次はアメリカのネイサン・チェン選手18歳。羽生選手の直後で意識したのか、冒頭4フリップ3トゥループのコンビネーションジャンプの予定が4ルッツジャンプにして転倒。後半の4トゥループジャンプをコンビネーションジャンプにするつもりだったのでしょうがコンビネーションにならず、続く3アクセルジャンプで着氷ミスのお手付き。3種類のジャンプが全滅となりました。オリンピックに飲まれたのか、得点は自己ベストより20点も低い82.27点(技術点41.39演技構成点41.88減点1.00)でした。
次はOARのミハイル・コリヤダ選手22歳。冒頭は4ルッツジャンプの予定でしたが跳んだ瞬間に3にして止めて降りたそうです。次の4トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプの予定がファーストジャンプで転倒して出来ず。ステップシークエンスは丁寧なんですけどね。終わってからホーッと一息ついて頭をかいていました。得点は86.69点(技術点43.84演技構成点43.85減点1.00)でした。
次は日本の宇野昌磨選手20歳。名前がコールされた後、声援が。プログラムの予定通りのノーミスの演技でした。彼の代名詞である4フリップジャンプも、4トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプも、その後の3アクセルジャンプの着氷でちょっと堪えましたが、パーフェクトで笑顔で終わりました。結果、全てのGOEで加点がついてました。テレビの左上に技術点が出るのですが、羽生選手を越えないかヒヤヒヤしましたよ。得点は104.17点(技術点58.13演技構成点46.04)でした。それを見た本人はガッツポーズして手を叩いて満足そうに見えましたが瞬間悔しそうな表情を浮かべました。インタビューでは「緊張して気持ちが高すぎたので抑えるので精一杯」だったそうです。でもいつもと似た様な得点なので精神力の強い選手だと思いました。
次はスペインのハビエル・フェルナンデス選手26歳。羽生選手とは同じブライアン・オーサーコーチに師事しています。こっちの方が先輩だけど。こちらも名前をコールされただけで客席からキャーと聞こえました。日本人のファンが多いですからね。冒頭の4トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプはきれいでした。次の4サルコウジャンプでは客席から「オー」との声が。スピンになってから手拍子がなって、彼本来のコミカルな滑りになってから余裕の3アクセルジャンプ。ステップシークエンスでもコミカルで素晴らしい表現力で投げキッスに観客が「ワー」となって最後のスピンになっても「ワーワー」うるさくて…。パーフェクトな演技で、こちらも全てのGOEで加点がついてました。ホント、羽生選手を越えないかハラハラドキドキしましたよ。何せ、コーチは普段から「ユズは努力家、ハビは天才」と言っていますからね。得点は107.58点(技術点59.79演技構成点47.79)でした。
最後の選手です。中国のボーヤン・ジン(金博洋)選手20歳。冒頭は4ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプ。高さがあって余裕でした。このコンビネーションジャンプの基礎点はとても高いので、それにGOEがつくと18点近くなります。そして4トゥループジャンプ、後半に3アクセルジャンプ。その後のスピンから手拍子がなって最後のステップシークエンスは丁寧に仕上げて終わり。ガッツポーズをしていました。観客席からも「ワー」っとな。ノーミスで、こちらも全てのGOEで加点がついてました。もう羽生選手を越えないかヒヤヒヤしましたよ。最終滑走でこの演技はいかにメンタルが強いかの証明ですね。得点は103.32点(技術点60.27演技構成点43.05)でした。それを見て喜んでいました。
この時点での結果です。1位は日本の羽生選手、2位はスペインのフェルナンデス選手、3位は日本の宇野選手、4位は中国のジン選手、5位はOARのアリエフ選手、6位はカナダのチャン選手、7位はアメリカのリッポン選手、8位はOARのコリヤダ選手でした。明日はフリーですが、通院日なのでレビューは来週になるでしょう。お楽しみに。