天気 「ショベルカー 雪をすかして ありがたや」
ちょうどこの日記を書こうとしたらパソコンがフリーズしました。で、2度再起動したら壊れちゃいました。息子に言ったら原因がわからないので困っていました。が、なんとか修復を重ねて2時間かかったところでようやく直りました。と同時にパパから電話が。直してもらった事を知らせたら、「原因は?」と聞かれ息子は「マカフィ」と言っていました。で、息子からの請求金額は1000円でした。「コンビニの時給より安いでしょ。プロに頼んだら最低でも1~2万かかるよ」と言われました。うーん、手痛い出費ですが仕方がありません。誰でも出来る事ではありませんから。
では、今日はフィギュアスケート四大陸選手権男子フリーのレビューを書きたいと思います。まずはショートプログラム10位、日本の無良崇人(むらたかひと)選手26歳。オリンピック代表の補欠選手です。曲は「オペラ座の怪人」。振り付けは、ソチオリンピックのアイスダンスで金メダリストになったチャーリー・ホワイト氏。せっかくあの有名なホワイト氏に振り付けてもらったというのに4(クワド)トゥループジャンプも3(トリプル)アクセルジャンプ(3回転半)もいっつもお手付きばかり。ジャンプが出来てこそ振り付けが生きてくるのに、何というていたらく。フリーの得点は148.75点でショートプログラムとの合計は225.41点でした。この時点で4位。まだ最終滑走グループの前だよ。という事はもっと順位が落ちるという事に何故気付かないのか、何故納得しているのか、私には理解不能です。
次はショートプログラム8位、ウズベキスタンのミーシャ・ジー選手26歳。昨シーズンで引退する予定だったのですが、オリンピック代表として現役続行になりました。振付師でもあるので自分の曲も自分で振付けしています。曲は「タイスの瞑想曲」。この選手は4回転ジャンプは跳ばないのですが、最初に3アクセル1(シングル)ループ3サルコウのコンビネーションジャンプを持って来て、これだけで技術点14.97点を獲得しました。途中のスピンでは右回りから左回りと足換えキャメルスピンの美しいこと。そして音に合わせたコレオシークエンスでは何と出来栄え点が2点越えしました。これには私もビックリでした。最後はスピンで終わって、あまりの美しさに大歓声です。決して4回転ジャンプは跳ばないのですが、姿勢が良くて質の良い完成度の高いジャンプを跳ぶので、自然と加点が増えて「塵も積もれば山となる」のです。その結果、フリーの得点は166.69点でショートプログラムとの合計は248.96点となりました。本人もウンウンと納得して笑顔を見せました。良かったです。
さて、ここからは最終滑走グループです。まずはショートプログラム4位、アメリカのジェイソン・ブラウン選手23歳。大学で日本語を習っている親日家で、日本のファンも多い選手です。この選手も4回転ジャンプは跳ばないのですが、冒頭に3アクセル3トゥループのコンビネーションジャンプを持って来て、これだけで技術点14.66点を稼ぎました。次の3アクセルジャンプは両足着氷で出来栄え点がマイナスになりましたが。でも途中のステップシークエンスではあまりにもステップがゆったりとしていてステップに見えないくらい表現力が高いです。コレオシークエンスでは身体が柔らかく女子みたいな演技をするので、パパが「スカートはけば良いのに」と言ってました。w オリンピック代表を逃しましたが、「全力で他の選手を応援します」とのコメントに世界が感動したそうです。ホント良い奴です。フリーの得点は179.44点でショートプログラムとの合計は269.22点でした。コーチと共に満足した笑顔でした。ま、この人はいつも笑顔ですが。
次はショートプログラム6位、アメリカのマックス・アーロン選手25歳。曲は「オペラ座の怪人」。誰かさんと一緒ですが中身が違います。冒頭の4トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプで技術点14.60点稼ぎましたが、次の4サルコウジャンプが両足着氷に。ステップシークエンスもスピンもいまいちでした。フリーの得点は171.30点でショートプログラムとの合計は255.45点でした。ただ、4回転ジャンプを2種類も跳んだせいか技術点が91.02点でした。先のジェイソン・ブラウン選手よりは3.14点高かったですが、演技構成点ではブラウン選手の方が11.28点も高かったので、結果ブラウン選手の方に軍配が上がりました。
今日のところはここまで。遅くなったので続きは明日書きます。では、お休みなさい。