12月9日(土曜日)

Guppy   2017年12月9日   12月9日(土曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「予報雨 朝から青い 空を見て」

今日は良いお天気でした。どこが雨やねんw。明日は晴れるって書いてあるけど信じられへんわ。今日は買物をして、夜は皆でたこ焼きを焼きました。ネギがいっぱい余ったので小麦粉とほんだしと卵と塩でパパが追加のタネを作ったのですが、全然味がしませんでした。たこ焼きソースも切らしたので、お好み焼きソースに醤油を足して食べました。全然イケてるやんw。で、パパに注意されたのですが食べ過ぎで今日の摂取カロリーは2000を越えました。明日からまたダイエット頑張りまーす。

さて、今日もフィギュアスケートのグランプリファイナル男子フリーのレビューを書きたいと思います。では滑走順から。1番、アメリカのアダム・リッポン選手。ショートプログラムでは6位でした。最初の4(クワド)ルッツジャンプで転倒。アメリカ大会の時に負傷した肩が痛そうでした。後は特に問題はありませんでしたね。最後にフラミンゴが羽を広げている様なイメージの演技が良かったです。ただ、ラメの衣装がキモいかったです。フリーの得点は168.14点(技術点81.78演技構成点87.36減点1.00)で、ショートプログラムとの合計は254.33点でした。

2番、ロシアのセルゲイ・ボロノフ選手。ショートプログラムでは5位でした。始めの2つのジャンプは高さがあって良かったのですが、前半最後の4トゥループジャンプで両足着氷をして、なおかつオーバーターンをしてしまいました。つまり回り過ぎたわけです。問題があったのはそれぐらいかな。ほぼノーミスと言えるでしょう。最後のステップシークエンスでは手拍子をもらって笑顔で終わりました。その終わった時の振りが羽生結弦選手の「SEIMEI」みたいでした。気のせいかなあ。フリーの得点は178.82(技術点91.90演技構成点86.92)で、ショートプログラムとの合計は266.59点でした。

3番、アメリカのジェイソン・ブラウン選手。ショートプログラムでは4位でした。冒頭の3(トリプル)アクセルジャンプ(3回転半)でちょっと着氷が?と思ったのですが私の勘違いでしょうか。次の3アクセルジャンプのコンビネーションジャンプが転倒してコンビネーションにはなりませんでした。なので、後半最初の3アクセルジャンプに3トゥループジャンプをくっつけてコンビネーションジャンプにしてきました。後は最後から2つ目の3ルッツ1(シングル)ループ3サルコウのコンビネーションジャンプが、最後2(ダブル)サルコウになってしまった事ぐらいかな。昨日のコミカルな演技とは打って変わってしっとりとした演技で会場を魅了しました。本当に表現力の豊かな選手です。4回転ジャンプは回避しましたが、美しいスピンと全身を使っての演技は素晴らしいものでした。フリーの得点は164.79点(技術点75.71演技構成点90.08減点1.00)で、ショートプログラムとの合計は253.81点でした。

4番、アメリカのネイサン・チェン選手。ショートプログラムでは1位でした。曲を映画「小さな村の小さなダンサー」よりに選んだのは、物語が中国から来たバレエダンサーのお話で、その境遇に両親が中国からの移民である自らのルーツと重なったからだそうです。つまり、チャン選手にとって特別なプログラムだというわけです。それにしても毎回思うのですが、冒頭の4ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプは本当にすごいですね。もう完璧です。非の打ち所がありません。このコンビネーションジャンプだけで軽く20点以上は取れるのですから。でも残りのジャンプは波瀾万丈でしたね。4フリップジャンプは何とか堪えましたが、4サルコウジャンプは2になっちゃうし、単独の4ルッツジャンプも堪えましたが、4トゥループ1ループ3サルコウのコンビネーションジャンプの最後2サルコウになっちゃうし、4トゥループジャンプは転倒するし…。これだけミスしてもプログラムの構成自体難易度が高いので高得点を得られるみたいです。というわけで、フリーの得点は183.19点(技術点95.75演技構成点88.44減点1.00)で、ショートプログラムとの合計は286.51点でした。

5番、ロシアのミハエル・コリヤダ選手。ショートプログラムでは3位でした。曲は「エルビス・プレスリーメドレー」。冒頭の4ルッツジャンプで転倒、でも4回転回りきっているので基礎点はもらえるみたいです。でも、次の4サルコウジャンプでも転倒。次のコンビネーションジャンプは単独の3アクセルジャンプになったので後半の3アクセルジャンプに2トゥループジャンプをくっつけてコンビネーションジャンプにしました。3ループジャンプは1になるし、最後のコンビネーションジャンプも単独の3ルッツジャンプになったし…。フリーの得点は182.78点(技術点95.58演技構成点89.20減点2.00)で、ショートプログラムとの合計は282.00でした。この得点はパーソナルベストだそうで大変喜んでいました。

6番、日本の宇野昌磨選手。ショートプログラムでは2位でした。会場に山田満知子コーチと伊藤みどりさんが来ていました。多分、宇野選手の応援でしょう。満知子コーチの教え子でしたから。曲は「トゥランドット」。冒頭の4ループジャンプで転倒、回転不足。後半最初の4フリップジャンプは何とか堪えました。でも次のコンビネーションジャンプの予定が4トゥループで両足着氷して単独に、しかもこれも回転不足。次の4トゥループジャンプは3回転の判定に。最後のコンビネーションジャンプの予定がこれも3サルコウジャンプの単独に。終わった途端「あーあ」って感じで苦笑いしていました。フリーの得点は184.50点(技術点94.14演技構成点91.36減点1.00)で、ショートプログラムとの合計は286.01点でした。惜しい。ネイサン・チェン選手とは0.5点差でした。しかも、フリーだけの得点では宇野選手の方が1位でした。うーん、無念ですぅ。

というわけで、金メダルはアメリカのネイサン・チェン選手に、銀メダルは日本の宇野昌磨選手、銅メダルはロシアのミハエル・コリヤダ選手でした。オリンピックにロシア選手が出られないのは非常に残念です。次回は世界選手権で会いましょうね。