天気「今日曇り 日陰の雪も やっと融け」
えー、実は浅田真央選手も羽生結弦選手も出ていないフィギュアスケートはあまり興味はわかないのですが、折角四大陸選手権を録画してくれたので、今日は一日スケート三昧で送りたいと思います。まずは男子ショートプログラムから。中国のハン・ヤン選手19歳。冒頭の4回転トゥループは切れがあって良かったです。慣れて来たせいか、ようやく国際試合で一流選手の仲間入りになった様子。でも、得点が89.57は満足ではなかった様です。
次、日本の宇野昌磨選手18歳。最初の4回転トゥループは何とか転倒せずにすみましたが、マイナスは付くそうです(減点ではありません)。後は問題無し。スピンとステップがレベル4だったので、テクニカルエレメンツが50点越えして得点は92.99になった様です。素晴らしかったです。シーズン最後の世界選手権出場は初めてらしいです。楽しみです。
次、アメリカのマックス・アーロン選手23歳。最初の4回転サルコウでお手付き。3回転ルッツは転倒。かろうじて3回転半(アクセル)だけは豪快なジャンプでした。得点は減点1の69.48でした。
次、無良崇人選手25歳。最初から余裕で高さのある4回転トゥループをシャープに決めました。3回転半も余裕で高い。チャーリー・ホワイト氏の振り付けのお陰で田舎臭くない、洗練された演技になった様です。気のせいか、貫禄も出て来た様な…。たいてい1シーズン1プログラムで演技をするので、どこであろうが同じ曲同じ演技で滑ります。その影響がようやく今になって出て来たのかもしれませんね。おっと忘れていました。得点は89.08でした。
次、中国のボーヤン・ジン選手18歳。いきなりの4回転ルッツ3回転トゥループのコンビネーションジャンプは大成功。次いで難しい入り方の3回転半(アクセル)は回転数をきちっと止めて着氷。そして4回転トゥループ。この3種類のジャンプだけで40点以上取れる、世界で最も難しいジャンプ構成だそうです。つまり羽生結弦選手より構成面では難しいという事でしょうか。世界選手権、羽生君は大丈夫でしょうか。心配です。とりあえずジン選手はテクニカルエレメンツが58.41で、ショートの得点は98.45でした。
最後、カナダのパトリック・チャン選手25歳。最初の4回転トゥループでお手付き。音楽に合わせて肩を小刻みに動かす所がさすが演技派だなあと思いました。3回転半も何とかとどまって、3回転ルッツ3回転トゥループのコンビネーションジャンプの二つ目のジャンプは2回転に変更した様です。で、得点は86.22でした。インタビューを聞いたら、「リンクの氷がその日によって違ってストレスになった。今日は満足している。順位は気にしていない」だって。口にするって事は十分気にしてるって事やん、5位という結果に。男子ショートプログラムはこれでお終いです。お疲れ様でした。お茶休憩入りまーす。 ^^) _旦~~
では、続いて女子フリーを見たいと思います。まず、ショート9位の全米チャンピオン、グレイシー・ゴールド選手。ジャンプもスピンもステップもミス無しと思っていたら、初めの3回転ルッツが本当はコンビネーションジャンプのはずが出来なくて、一番最後も単独の3ルッツを予定していて、同じジャンプを繰り返したら基礎点が0になるというルールがあって、その為最後の最後の3回転ルッツに頑張って1ルッツを付けてコンビネーションジャンプにした様です。頑張ったねえ、ゴールド選手。その甲斐あってトータルで5位になりました。ショートの失敗が無ければ表彰台に乗っていたでしょう。頑張った頑張った。よしよし。
次、ショート3位の長洲未来選手(日系1世のアメリカ人)全くミス無しの演技だったのに、何故か終わっても冷静な顔をしていました。得点を見て、自己ベストを更新したのを見て、初めて笑ってメチャクチャ喜んでいました。良かった良かった。トータルでは2位になりました。
次、ショート2位の村上佳菜子選手。ショートでせっかく回転不足にならない様に滑れたのに、また回転不足とミスがあってトータルで7位にまで落ちてしまいました。でも、本人はやり切った顔をしていました。
次、ショート4位の本郷理華選手。コンビネーションジャンプの二つ目のジャンプで転倒しましたが、「リバーダンス」の独特のステップのキレが良くて大歓声の中で演技を終えました。が、減点1は仕方が無いとしても思ったより点数が低かったのか、得点を見てガッカリしていました。でも、トータルでは3位になって表彰台に上がれたのですから有り難いと思わなくちゃね。
次、ショート6位のジジュン・リ選手。体力が無いのか、後半ボロボロで、ジャンプミス、転倒、ステップ切れ悪し、クタクタで終わりました。勿論、笑顔無し、トータルで10位と落ちました。もっとご飯食べようね。
次、ショート1位の宮原知子選手。良く言えば「動じない」悪く言えば「鈍感」といった感じでしょうか。国際大会なのにいつもと変わらない演技で淡々と最初から最後まで完璧で、マジ「ミス・パーフェクト」なのかもしれません。でも、ジャンプで加点の為に片手を上げていたので欲が出て来たのかも…。
最後、ショート5位のパク・ソヨン選手。ジャンプで転倒、減点1。でも、後半からは良しで、トータルで4位になりました。後もう少しだったのに惜しかったね。
ところでこの会場は台北で行われているのですが、台北って確か台湾だと思うのですが、いつから中国の選手が行き来出来る様になったのでしょうか。私の勘違いで中国と台湾はずっと行き来していたのでしょうか。私、浦島花子ですぅ。(/_;)