11月10日(火曜日)

Guppy   2015年11月10日   11月10日(火曜日) はコメントを受け付けていません

天気「寒いです 今日も朝から 雨続き」

昨夜、男子ショートプログラムを見ました。日本の小塚崇彦選手はどうやら怪我の為、欠場したそうです。それでなくても存在感の薄い選手なのにテレビでは取り上げもしていませんでした。ただ、中国のキン・ハクヨウ選手18歳がとんでもない演技をしていたそうです。まだ誰も跳べてはいない4回転ルッツを何と、コンビネーションジャンプに入れて成功したのです。「ルッツは3回転だけでも難しいのに」と解説の荒川静香さんが言ってました。同じく解説の織田信成さんも「しかもそれをコンビネーションジャンプに出来るとは物凄い事なんです」と興奮していました。というわけで、技術点だけは53.76と日本の羽生結弦選手の記録より高いそうです。これは2人が同時に戦うグランプリシリーズ日本大会(NHK杯)が楽しみです。ちなみに今大会のショート1位はスペインのハビエル・フェルナンデス選手24歳でした。珍しくカルメンの様な振付けで真剣に演技していました。

さて、今日は女子のフリーを見ました。まずはショートで6位だった私の大好きなロシアのエレーナ・ラジオノワ選手。3ルッツで転倒。後半に変わったスピンをしていました。オリジナルなのかな?で、ジャンプのミスが一つで、フリーは125.77。合計184.28。同じロシアのアンナ・パゴリラヤ選手とは0.12の僅差で3位になりました。

次、ショートで2位の本郷理華選手。ジャンプはきれいで、足の動きだけでタップとステップを組み合わせたアイリッシュダンスを元にしたステップシークエンスも良かったし、終盤にそのアイリッシュダンスのステップをした時は観客からも「おー」と歓声がありました。で、どんどん演技が大きくなっていって、終わったとたん「やったー!!」と喜んでいました。そして、またもや自己ベストを更新してフリーは129.97。合計195.76で2位になりました。

最後はショートで1位だった浅田真央選手。冒頭の3アクセルは質の高いジャンプと評価され加点されて10点以上になったそうです。でも、その後のジャンプは転倒したりミスしたりで思う様にはなりませんでした。プログラム自体はオリンピックの時と同じくらい難易度の高いプログラムだったそうです。演技が終って「どっこいしょ」という感じで立ち上がった真央ちゃんに観客は、励ましか「頑張ったで賞」のつもりか、よくわからない拍手をしていました。転倒による減点が2でフリーの得点は125.75。ショートと合計して197.48で何とか1位をキープしました。危なかったです。2位の本郷選手とはたった1.72差でしたから。それにしても面白い衣装でした。「蝶々夫人」なので着物をイメージした衣装だったのですが、帯の部分はお腹の部分がマジックテープではがせるみたいです。次回は日本大会(NHK杯)に出場します。一緒に応援しましょう。ファイティン!!