天気「今は雪、日中ずっと晴れたのに」
今日、ドラマ『明日、ママがいない』を観ました。ある養護施設のお話でした。そこでは子供達が互いの事をあだ名で呼び合っているのですが、そのあだ名がどうやら問題視されているらしいのです。元来、あだ名というものは呼ばれる本人の弱点でつけられる事が多く、特に小学生なんかは残酷な面がありますから平気で本人に向かってそのあだ名で呼ぶんですよね。それは今もきっと変わっていないからこのドラマが出来たのだと思います。ロッカーに捨てられていたから「ロッカー」とか、赤ちゃんポストで保護されたから「ポスト」とか…。
そのドラマをパパと一緒に観た後に感想を掲示板に書いていたら、それを見たパパが私の人間性を疑ったみたいです。パパは都会で育ったので、そういう一種の差別用語的なあだ名は口に出してはならないと思っている様ですが、私が育ったこの地では、大人達は差別用語など平気で口にしていたので、私にはそのドラマのどこが悪いのかよくわかりませんでした。実際、私も独身の頃、兄と喧嘩になって義姉から「キ◯ガイ」と言われた事がありましたし…。後に本当にキチガ◯になってしまいましたが（苦笑）、本を読んでいると、文学の世界では差別用語もOKなので、なおの事パパの言う事は非現実的としか思えなかったのです。
そう言い合いしていたら、強い味方が隣りの部屋から出て来ました（笑）。まだボキャボラリーの少ない私に代わってパパに言い返してくれました。そうしたら、パパも少しは耳をかたむけてくれました。現実的に考えたら私が主張した方に軍配が上がったみたい。こういう機会が何度もあると、パパの人生で得たものを息子に伝えるのにとても良い時間だと思いました。今までが少な過ぎたのです。今後はもっと話す時間が増えます様に…。アーメン。