天気「予報では雨のはずだが晴れてます」
フィギュアスケート男女フリーを昨夜遅く観始めたので、早くドラマ『白い嘘』が観たくて飛ばし飛ばし観ました。今朝その話をパパにしたら、「もう一度ゆっくり観たら」と言われました。そういう発想はしていなかったのでビックリしました。というわけで只今朝の8時過ぎ、洗濯機に洗濯をさせながら観ることにします。
今やっと男子フリーを観ました。結局4回転ジャンプを何回飛べるかで勝敗が決まった気がします。まずはショートで4位だったロシアのメンショフ30歳から。最初の4回転のコンビネーションジャンプが単独ジャンプになっちゃって、4回転ジャンプはそれ1本きりになりました。国別団体戦で肩を壊したままの出場だったので、それで精一杯だったのかもしれません。ショート3位のスペイン、フェルナンデスは最初の4回転ジャンプが4回転以上回り過ぎて壁にぶつかるという変わったミスからジャンプミスが目立ち、結局減点2になりました。でも、この人は演技力がバツグンで、ジャンプ以外はとても面白かったです。次は日本期待の星、町田樹。ショートでは2位でしたが、アメリカ大会で優勝して一気に国際大会にその名をとどろかせました。まずは4回転のコンビネーションジャンプの予定が単独の4回転(お手つき)になっちゃったので、次の4回転を4回転2回転のコンビネーションジャンプにしました。後は予定通りに滑り終えました。最後はロシアの新星コフトゥン、ショート1位。曲は私の大好きなチャイコフスキー『ピアノ協奏曲第1番』でした。史上初の4回転3つの予定でしたが、2つ失敗して、転倒で減点1も食らい、さんざんなフリーでした。という訳で、優勝は町田樹、2位コフトゥン、3位フェルナンデスに決まりました。これで、残り2つのグランプリファイナル出場権を自力で勝ち取ったのは町田樹とコフトゥンでした。しかも、6枠のうち半分は日本人。日本ってホントすごいですね。
次は女子フリーを観ました。まずは、ショートプログラム最下位の村上佳菜子。放送事故による影響で全く飛べなかった昨日から一転、今日は落ち着いてミス無く素晴しい滑りで、あっという間に笑顔で終わりました。だいたい、調子良く滑っている選手の時は終わるのがとても早く感じて、ミスだらけの人ほど途中で飽きる程長く感じるのですが、今日の村上は前者の方でしたね。さて、ショートプログラム4位のアメリカ、ミライ・ナガスもミス無しであっという間に終わり、ガッツポーズをしていました。ショートプログラム2位のイタリア、カロリーナ・コストナーもあっという間に終わり、フリーの得点はトップでした。最後、ロシアのユリア・リプニツカヤ15歳はジャンプの転倒があって減点1になりましたが、中盤からは落ち着いてジャンプしていたので大したマイナスにはなりませんでした。この子は身体が物凄ーく柔らかくて、スピン等では足が真っ直ぐ180度になるので見物です。では結果発表でーす。優勝はリプニツカヤ、2位コストナー、3位ナガスでした。アメリカのナガスと村上は、フリーの得点が1.7点差なので、ショートで60点越えさえしていたら村上が銅メダルを持ち帰っていたかもしれません。残念でした。それだけ本番とは怖いものだとつくづく思いました。さあこれで来月日本で開かれるグランプリファイナルの出場権は6人中4人がロシアの10代の女の子達に決まりました。早く観たいなあ。