天気「雪も融け、久しぶりです青い空」
今日は朝から男子フィギュアスケートのショートプログラムを観ています。たった1時間半のところを4時間もかけて観てしまいました。何でって?途中でうたた寝をしてしまったからです(蹴)。これは知らなかったのですが、グランプリシリーズ初戦のアメリカ大会で、羽生結弦選手(18歳)が童顔のくせに男の色気ムンムン&らくらく4回転で世界歴代最高得点の95.07点をとったそうです。しかももっと驚いた事に、最終戦のNHK杯でその自分の記録を自ら塗替え、95.32点を記録しました。すごいですねぇ。というわけで、今回のファイナルのショートプログラムも期待していたのですが、4回転は何とかこらえて転倒せずに済んだのですが、コンビネーションジャンプで失敗して減点1の87.17点でした。頭をかいていた様子からは何が何でもメダルを、という気配は全く感じられませんでした。小塚崇彦選手(23歳)は、最初素晴しくきれいな流れに乗って見事な4回転ジャンプをきめましたが、トリプルアクセル(3回転半)でジャンプが高過ぎたのか転んで、減点1の86.39点でした。一方、世界の高橋大輔選手(26歳)は今シーズンからモロゾフコーチの下で練習して、4回転ジャンプもその他のジャンプも全て完璧で92.29点をとりました。ここで、トップ3は日本勢で埋まるのかと思いきや、最後にカナダのパトリック・チャン選手(21歳)がいつもは冒頭に4回転のコンビネーションを跳ぶのに単独の4回転になって、その為コンビネーションを後にもって来たら2回転のコンビネーションジャンプになってしまい6点失点して89.27点。それでも高橋選手とは3.02点差で今のところ2位。もし、パトリック・チャンが完璧だったら、日本選手で対抗出来るのは羽生選手だけでしょう。さて、次は女子フリーを観ますね。
フィギュアスケートのフリーは、ショートプログラムの得点の低い人から順に滑ります。なので、今日の女子フリーはショートプログラムで3位だった鈴木明子(27歳)から先に滑ります。結果から言うと、ジャンプで2回も転倒してしまい、得点は減点2で118.77点。ショートプログラムと合計して180.77点でした。次にアメリカのアシュリー・ワグナー選手(21歳)も嘘の様にジャンプで転倒2回。それでも頑張って最後まで華麗な演技を見せてくれたのですが、やはり得点は減点2の115.49点で、合計181.93点となりました。どうやら左足の付け根を故障したみたいです。最終滑走の真央ちゃんは、心配していたジャンプもほぼノーミスに近い出来で、最後に世界最高のステップを披露して129.84点。合計で196.80点で金メダルを取りました。鈴木明子(27歳)は終わった後のインタビューで、「悔しぃー!!」って言ってました(苦笑)。今年は真央ちゃんに運が向いて来たのだと思います。練習の成果が発揮出来るという運が。今シーズンが、真央ちゃんにとって素晴しいシーズンになります様に。
今日は歯医者さんの日でした。朝からずっとスケートを観ていたので、行く前の歯磨きがしっかり出来なくて慌てて出掛けました。2分ほど遅刻しました。また上の歯と下の歯の治療をちょこっとして、後は下の歯のお掃除で終わりました。歯科衛生士のお姉ちゃんの事をずっと優しくて丁寧な人だとばかり思っていましたが、けっこう雑で荒っぽい人でした。今日は2回頭を叩かれました(爆)。次は金曜日です。
<追記>夜も11時を過ぎちゃいました。ようやく男子フリーを見終わりました。結果的に言うと、1位2位が日本勢、3位カナダ、4位スペインで、小塚選手は5位に落ちちゃいました(泣)。二つの4回転のうち1個は出来たのにぃ。やっぱり見応えというのが無いからかな。サラブレッドは欲が無いからなあ。スペインのフェルナンデス選手(21歳)が小塚と入れ替わって4位になりました。やっぱり男子は4回転ジャンプですよねぇ。フェルナンデス選手は4回転を三つも跳んで5位から浮上しましたし、チャップリンの雰囲気も見事に演じられていました。そう言えば、織田選手はどうしたんでしょうねぇ。確か、彼も昔チャップリンを演じていたと思うのですが…。3位カナダはパトリック・チャン選手。やはり一つ目の4回転で転倒。もう一つはOKでしたが、減点1.00で169.39点、合計で258.66点でした。その前に滑った羽生選手は二つの4回転のうち一つは成功、一つは2回転になりましたが転倒せず、他は全て問題無しで177.12点をとり合計264.29点。後は1位になるか2位になるかがドキドキもんでした。滑走順位最後の高橋選手、一つ目のジャンプは多分4回転だと思うけど転倒。二つ目は4回転3回転のコンビネーションジャンプを成功させてお手付き有りのちょい音楽負けっぽい演技でしたが、減点1.00で177.11点、合計269.40点で日本人初の金メダルを取りました。気が付かなかったけど、感想を書いていたら、フリーの得点が羽生選手と高橋選手は0.01点差だったんですね。もし、羽生選手がショートプログラムでアメリカ大会やNHK杯の時と同じ記録を出していたら、金メダルは羽生選手の手に渡っていたかも。これが、競技の面白いところなんでしょうね。さて、明日は楽しい楽しいエキシビションでも観ますかね。