天気「上向いて何かはっきりしない空」
あの時はかなわなかったですねぇ。私がちょうど夜中の1時過ぎでしょうか、帰宅したら祖母が警察に電話していたところだったんです。で、電話を代わると少し説教をされました。その声はとても優しくて温かい声でした。祖母のキンキン声とは全く逆でした。それでちょっと反省しかかった時、また祖母のキンキン声を聞いて、それで反省はまたの機会という事に(爆)。今度は朝まで帰らない事にしました。
当時は、男女を問わず1人暮らしの人が多かったので、寝る所に困るという事はありませんでした。それに、明方まで遊ぶ事もあったし、海辺なんぞへ行って、楽しかったなあ、あの頃は。ま、そういう生活をしていて、それである時、珍しく私が帰るコールをしたら祖母と喧嘩になっちゃって、それでそのまま「もう帰らない」と宣言して電話を切りました。でも、その日は泊めてくれる友人が見つからなくて、それで唯一泊めてくれた人の所へそのまま転がり込んでしまいました。何日かして電話をすると兄が部屋に訪ねて来ました。整理整頓の出来ない主だったので、足の踏み場の無い部屋でちょっと恥ずかしかったです。その後、母や祖母とかとホテルの一室で話をしましたが、兄嫁が嫁に来たからこうなったと全て兄嫁のせいにして、違うと何度言っても聞いてくれなかったので、それっきり家出続行となりました(8/25の日記参照)。
ま、この時の彼氏には大阪に戸籍上の妻が居て、新潟には内縁の妻が居てと後になってわかり、ほんの数ヶ月で私を捨てて新潟へ帰って行きました。傷心した私を友人達が助けてくれて、女子専用のアパートへ引越しまでしてくれました。そして、当時そこに住んでいた友人は、毎日共同トイレに行く度に部屋へ寄って行ってくれて、物凄く精神的に助けてもらいました。それから引越しを知った祖母が、お寺参りに前を通るからと毎日来る様になりました。この時の祖母はもう私を責める事無く普通に話をして帰って行くというパターンだったので、私も普通に接する事が出来ました。そして元気になった私はクラブへアルバイトに行く様になりました。その頃の話が8月26日の日記へとつながるのでした。