天気「腕焼けた昨日に続き良い天気」
昨日もお天気が良くてドライブ日和と言う事で、いつか行こうと思っていた奥能登の珠洲まで行ってきた。もちろん下道で、片道5時間半。途中、曽々木海岸の近くで、重要文化財の時國家(ときくにけ)を見つけ、そういえば発病前に行ってみたかった所だったのを思い出して、パパに頼んで寄って行ってもらった。感想は今まで見て来た飛騨とは全く家の造りが違っていて、中に入るとまるで子供時代の実家の様な感じがした。もちろん、実家には茅葺き屋根も囲炉裏も無かったが…。パンフレットによると、『時國家』とは、壇ノ浦の合戦で負けて源義経によって能登へ配流された平家の末裔の家との事。「時国」は配流された平大納言時忠の息子の名前で、この息子が時国村を起こしたらしい。行って良かったよ。囲炉裏には火がおこしてあって、これは茅葺き屋根の為にしているのだが、とても良い臭いがした。帰り際、家紋の入った提灯を売っていたので、それを買って自分へのお土産に。ムフ。それにしても、発病前に能登旅行をした時は、昨日とは別のルートで、追っ手に追われる源氏の船が洞窟の入口に隠れていた所へ行った様な気がする。とっても不思議。どうして追われる者は皆能登へ来るのかな。
あ、そうそう忘れていた。輪島の道の駅『千枚田ポケットパーク』にてブルーベリーソフトクリームを発見♪早速買って食べてみる。うーん、絶賛。これは一押しですよ。食べ終わって上を見たら、多分あれがブルーベリーの木なんだろうな。ぶどうの木とは全く違って、本当に普通の木に小さな実がいっぱいついていた。
さて、よけいな寄り道をしたせいで予定より1時間送れて珠洲の見付島(みつけじま)へ到着。『見付島』とは、かの空海が名付けた名前らしい。島まで石が敷いてあって、何だか島に行けそうな感じがした。ホント、来た甲斐があったよ。良い思い出になった。それで、記念にこのアングルで見付島を見られるお店に入って遅い昼食をとった。どうもここは岩のりが名物の様で、ラーメンにも岩のりが入っていて750円もしたよ。手作業で岩のりを採るのが大変だって事はわかるけど、少々ぼったくりじゃなーい?ま、良いけど。
先日、掲示板で返事を書いていた時、どん底の貧乏だった頃の事を思い出した。誕生日に写真に写っている息子の笑顔が、あの頃は唯一の救いだった。息子がいたから、ここまでやってこれたのだ。貧乏の『び』の字もわからない、まだ幼かった頃だけど、目をつむっても、その嬉しそうな顔は忘れない。秋葉原の無差別殺人犯みたいにならなかったらそれで良い。