天気「病室に夕日がうつり快方に」
結局あれから姑は、そこの病院では血液浄化療法はよう出来ないと言う事で何度も主治医が謝ってくれて、昨日の2時に救急車で主治医が付き添い大学病院へ転院した。病室は特等室しか空いていないと言うので仕方が無いかと思っていたが、まずはICUかと思っていたのに初めっから個室(特等室)で、人工呼吸器からパソコンから何もかも全て用意して部屋いっぱい医者がいて待っていた。早速検査をしたが、検査の結果重症筋無力症ではなく、よく似たランバート・イートン症候群(筋無力症候群)との事で、この病気は神経細胞による神経伝達物質の放出が不十分であるために起こり、大学病院では年に1人はその病気で入院して来るので慣れていると言っていた。すぐに血液透析を始めた。これは思いも寄らず時間のかかる治療法で、夜になってもずっと終わるのを待っていた。そして終わった頃にちょっと末弟に留守番を頼み、パパは私を連れて帰り、少し食べてから明朝直接仕事に行ける様、作業服で病院へ付き添いに行った。
ところが今朝パパが帰って来て突然付き添いを頼まれた。大急ぎで洗濯をし、準備をして連れて行ってもらったが、入れ歯をしてくるのを忘れてなるべく喋らない様にしていた。(苦笑)気のせいか昨日今日と血液透析をして、手足に力が戻って来ているみたい。夕方、パパと末弟が来て二人で話をしようと病室を出て行ったら、突然私の腕をわしづかみして末弟を呼んで来る様暴れる。どうも末弟が居ると話したい事が山ほどあるみたいで、すぐ興奮してしまう。人工呼吸をしているので喋れない事が歯痒いのだろう。仕方が無い。いつか取れる日もあるだろうから、それからとことん話せば良い。
明日も付き添いに行くので、洗髪の為にシャワーを浴びた。体重は68キロ。こんな時なのに痩せないんだなあ。ほとんど飲み物しか口にしていないと言うのに不思議。