天気「晴れなのに涼しくなって有り難や」
検便の為に昨夜下剤を飲んだ。夕方６時頃になってやっと２日ぶりにお通じが来た。子供の頃と仕方が違うのでパパに教えてもらいながらやっと１日分採取した。明日も出る様に今晩も下剤を飲んだ。出ると良いな。こんな時、普段便秘の人間は不便だ。
今日は一日良い気分でいたのに、食後になってパパを怒らせてしまった。息子がどんどんパソコンの部品を買ってゆくので、今週末から学校だと言うのに交通費や昼食代を使い込んでいるようだ。それで補充してあげようと思ったら「計算してみないとわからない」と言うので、「計算したら」と言ったらパソコンが上手く動くかどうか動作確認している最中らしく「わからない」と…。それで私が切れてしまって「それならもう要らないのね」と口論になってしまった。それを聞いていたパパが、「お前は親だろう」と怒ったのだ。「足りなかったら学校へ行けないじゃないか」と。私は打出の小槌じゃないんだ。途中で突然足りないと言われてもすぐお金は出せない。パパは小遣いをいつもは美容院代に当てているのだが、５０肩になって今月はずっとリハビリ代に使っていた。その残っていたお金も息子にあげたらしいので、明日からまた仕事が始まって帰りにリハビリに寄るだろうと思い、ガソリン代にリハビリ代を新たに足した。これで私にしたらもう赤字だ。
うちはサラリーマン家庭なので、私は１ヶ月分で計算して買い物をしている。必需品は月初めにまとめ買いをするのだ。パパはそれが悪いのだと言う。安値の時に買うのが本当だろうと。でも急に言われたって心の準備が出来ていないからパニックに陥ってしまう。今お金を使ったら月末まで食費がもたないのではないかと…。それがパパにはわからないらしい。今、必要でない物を安いからと買っていたら、お金が幾ら有っても足りない。今１万円札を持っていたからといって全部使えるとは限らないのだ。それが全財産だとしたら、使えば明日から食えなくなってしまう。そこのところがどうしてわからないのだろう。私は言い合いに疲れ切って９時には寝てしまった。後片付けと明朝の用意も出来ずに…。夜中に目が覚めたらもう片付いて良いのになっていた。
昨日は実家のお墓参りに行ってきた。キリコ（木枠に白い紙を張り、下がややせばまった長方形のものに薄板の屋根の付いた高さ約３０ｃｍのもの、正面に「南無阿弥陀仏」と書いてあり側面に名前を書いて中に蝋燭を灯す）が売り切れてしまって板キリコ（屋根付きの板に「南無阿弥陀仏」と書いてある物）しか無かった。時代は変わった。昔は板キリコなる物は無かったのに…。さていつも墓参りと言うと夫婦喧嘩をしてしまう。自分の名前を書いたキリコを墓前に吊るすのが理解出来ないらしい。パパは「お墓参りだからお参りだけすれば良い」と言って聞かない。私は子供の時から祖母と一緒に連日お参りしていたから、キリコを見て「誰々が来た」「誰々はまだ来ない」と祖母が言うのを当たり前の様に聞いていた。金沢のマナーの本にも、そうやって親戚間の社交の目安にしている、と書かれている。それがパパにはどうも引っ掛かるらしい。私を責めて責めまくる。私にとっては、この地方の慣習としてお墓参りのアイテムの一つなのだ。だからお線香や蝋燭が欠けてはいけないのと同じくキリコもまた欠けてはいけない物なのだ。まあ、昨日はわかってくれた様だが、また来年も同じ事で口論するのかと思うとうんざりする。こちらに移り住んで１４年、いい加減ここの風習にも慣れて欲しい。