天気「今日こそは炬燵カバーの洗濯を」
今日もお昼のラーメンを食べたら下痢になってしまった。何の拍子か洋服の袖口にもついてしまい、知らずに夕飯の○ンタッキーフライドチキンを食べていたら息子に注意され、やっと気付いた始末。息子は「病気になる」と大騒ぎ。「食う気失せた」と言いながら食べていた。皆があまり油が多いから食べてはダメと言うから満腹感が得られなくてリンゴを食べたら、今度は夫が「何で皆が食べないと言っているのに自分だけ食べるのかな」と言って8時には「寝る」と寝室に行ってしまった。私は腹を立てながら流しの後片付けしていたら、なます皿を割ってしまった。
昨日一日中寝ていて海にも行けなかった。今日もお昼まで起きられなくて夕方になってやっと目が覚め買い物に出た。珍しく「リンゴ買わないか」と言ったから300円もするリンゴを1個買った。そのリンゴを食べたからといって「病人なら病人らしく頭下げて暮らせよ」って、「お前、謝った事無いだろう」って、「何かと言うと病気だからって、それなら病人らしくしろよ」って、何でそこまで言われなきゃならないの。確かに私は子供の頃から謝るのが嫌だった。でも一緒に暮らしてこんなに経つのに、病気になって何年にもなるのに、私の事何でわかんないのかな。前もってはっきり言ってくれればリンゴは食べなかったさ。息子は「食べない」とはっきり言った。パパは「食べるかもしれない」と言った。だから皮むいたんだよ。なのに食べなかったのはパパじゃない。「半分だけにしろ」と言われればそうしたよ。皮を剥いてから言われたって遅いよ。
ああ、情けなや。結婚して20年、皆からお祝いのメッセージをもらっても、実状はこんなもんだからね。365日×20年、こんな調子。アルバムを開けば幸せだった頃を思い出す。でも現実が過去になって初めて幸せだったと思うんだ。それがまだ現実の間は幸せだなんて思えない。
そう言えば昔怖い思いをした事があった。当時京都にあった実母夫婦の家へお金の工面に行った時、話が変な方向にずれて非合法な仕事に引き込まれそうになり、慌てて「大阪のパパの実家に行くから」と言って高速道路をすっ飛ばしての帰り道だった。北陸道と名神が交差する米原ジャンクションで、どっちの方向へ行ったら良いかわからなくてオロオロしているうちに目前に分離帯が迫って来た。大慌てで急ブレーキかけて1メートル手前で止まった。後方車が無かったのが幸いした。ゆっくりバックして高速を左折した。命が助かっただけでもう何も言う事は無かった。ご先祖様か神様のお陰だろう。あの日から私達の波瀾万丈な人生が始まったのだ。