4月10日(土曜日)

Guppy   2004年4月10日   4月10日(土曜日) はコメントを受け付けていません

天気「車中から桜見物春だなあ」

「昨日の晩はご飯炊いて置いてある缶詰でも開ければ良かったのに」とパパに言われた。気も付かなかった。そういう時の為に買ってあったんだっけ。今日も明日の朝のパンをおやつ代わりに食べられて、明朝どうすれば良いか悩んでいたら、「お茶漬けの素が有るやないか」と言われて、ようやく思い出す体たらく。ほんとに自分が情けない。

診察で「毎日体中掻きむしっている」とやっと忘れずに言えたら、「ストレスがたまっているのかな」と言われ、医者に「記憶力あるか」と聞かれて、「1分前の事も忘れる」と言ったら、「睡眠は」と聞かれて「夜は5時間ぐらい、昼間は6時間かな」と答えたら、睡眠薬のサイレースを2錠から1錠に減らされた。何だか不安。

今日も買い物でもめた。お医者さんは「上手くコミュニケーションが取れないのかな」と言っていたが、そんな簡単な事ではない。このウチはパパと子供との家らしい。私は「起きてきたら歯車に入れてやるから」程度らしい。つまり居ても居なくても良いと言う事。「あてにするとお前の調子が悪い時困るから」だと。なるほど…。朝もパパの弁当の用意ぐらい自分で出来るから、起こすつもりは無いらしい。以前は子供の弁当も用意しなくてはならなかったから起こしてくれていたけれど、子供が「もう弁当は要らない」とお金で済む様になったら用済みになったみたい。

パパは「子供に躾するな」と言う。「子供はお前の作品とは違う」と…。そんなつもりは無いのだけれど、いつの間にか私が育った様についかまってしまう。「仕切屋は一人で十分、二人居たらこんがらがってしまう」と…。私は元々仕切屋だった。発病前はそれで上手くいっていたが、この病気になってから最初は何も出来なくて、パパが仕切っていたから、「今更調子の良い時だけ仕切るのは止めてくれ」と言われた。ショック。(хх。)

高校時代、私は学校に遅れそうになった時、普段は口もきかない父親に「車で送って欲しい」と頼んだ。1回目は送ってくれたが、2回目は「都合の良い時だけ利用するな」と言われた。今日は子供が1限授業があったので、パパに「送って」と頼んでいた。パパは喜々として送って行った。私が「甘いんじゃないの」と言ったら、「頼まれれば俺はする。その代わり頼まれなければしない」と言う。甘いんだか、冷たいんだかわかんなくなっちゃった。