母の爆弾おにぎり

用意する物

  • ボール、しゃもじ、ご飯茶碗、大きめの皿、はさみ  各1(ボールは手水用に使うので小鍋や丼でも良い)
  • ご飯  ご飯茶碗に軽く1杯分([Attention!]遠足や行楽などに持って行く場合は炊き立てのご飯を用意する
  • 塩  約小さじ1/3([Attention!]遠足や行楽などに持って行く場合は絶対に減塩しない
  • 水  (手水にするので、ボール(小鍋・丼)に半分ほど入れておく)
  • 寿司海苔  (「単発おにぎり」は縦に2等分に切っておく。「連発おにぎり」は全形1枚丸ごと使うので、切らなくて良い。[Attention!]焼き海苔や味付け海苔では水分を吸収してびしょびしょになるので爆弾おにぎりにならない。特に遠足や行楽などに持って行く場合は絶対に使えない
  • 梅干し  1粒(大粒は半分にちぎって。[Attention!]昔ながらの塩と梅(と赤紫蘇)だけで漬けた超酸っぱい梅干しが、「爆弾おにぎり」の由来のひとつ。遠足や行楽などに持って行く場合は特に食中毒の心配が無いので、家で漬けない人は、買い物の時に見つけたら少し高価だが思いきって買っておくと良い。店で売っている梅干しは大半が減塩のためにアミノ酸等が入っていて、遠足や行楽では梅干し自体が傷むので使えない。本物は、大体8月末頃に出始め必ず1年の賞味期限が付いているのですぐ解るし、安心して保存できる。 [One Point]幼児には、1/2にちぎって種有りと種無しを作り、種有りの方が「当たり」と教えておく。食べ終わっても、種が飴代わりのおやつになってずっと楽しめる。[Attention!]ただし、味がしなくなったら必ずガムと同じ様に飲み込まずに捨てる事を、よく注意しておく

作り方

  1. まず手を洗う。石鹸を使うなら、おにぎりが石鹸臭くならない様に、よく洗い流す。[Attention!]手に擦り傷・怪我・火傷の水膨れ等がある人は、食べる人が食中毒にならない様、使い捨てのビニール手袋かラップを使って直接握らない工夫をする事。
  2. ご飯茶碗に軽くご飯を入れ、真ん中に穴を開けて梅干しを入れておく。
  3. ボール(小鍋・丼)から水を少し取り、手をまんべんなく湿らせる。[Attention!]水は、つけすぎるとおにぎりが崩れ易くなり、少なすぎると手にご飯粒がくっついて形作れない。水のつけ加減は、経験を積んで身につけるしかない。
  4. 手に塩を取り、両手をこすり合わせる様にして、手のひら全体にまんべんなくつける。
  5. 片手に(2)をひっくり返してのせ、両手で野球のボールを握りしめる様な感じで、中のご飯を回しながらキュッキュッと握る。[One Point]一回握るたびに、手の中のおにぎりをクルッと半回転させて握り続けると、きれいな球形に仕上がる。
  6. 海苔はザラザラした面を上にして縦に置き、その中央におにぎりを置いてきっちり巻き付ける。最後に、海苔の両端を折り込む様におにぎりに張り付け、もう一度キュッキュッと回しながら握って出来上がり。「連発おにぎり」は中央におにぎりを2個くっつけて置いて、以下同様で出来上がり。[One Point]時間が経つと海苔が縮むので、きっちり過ぎて海苔に余裕が無い時は新たに大きめにちぎった海苔を重ねて張り付け、食べる時全体が真っ黒に見える方がより爆弾らしくて良い。

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