天気「雨なのか曇りなのかはわかりゃせず」
今日は、亡くなった祖母の実家へ行って来ました。祖母の姪に当たるおばさんから「預かった物があるのですが」とお電話がありまして。私は小学三年の時に連れられて、その家で1度会ったきりだと思っていたのですが、最後に会ったのは兄の結婚式の時だったそうです。
で、その預かり物と言うのは子供の頃の私の着物でした。土蔵の桐ダンスに7~8年前から預かって保管してくれていたそうです。それにしても何で子供の頃の着物なんだか、よくわかりません。もう痴呆は始まっていたのでしょうか。大人の着物なら「良かったらどうぞ」と言えたかもしれませんが、古びた柄の子供用のはちょっと言いにくくて、あちらからも「おばあちゃんの形見だと思って」と言われるので、もらって帰って来ました。
私がお葬式に出なかったのは「病気で」と言ったらパパが「一生治らない病気で」と横から言ってくれました。多分、元気そうに見えたと思いますが、パパ曰く「今日はずっとハイテンションだった」そうです。いつもの頓服を飲んで行ったのに、全く効き目がありませんでした。「ジプレキサを飲んでいたら良かったのでは」とパパに言われましたが、あれはもしかの不穏時の為の薬なので。つまり「もう生きるのが嫌だ」とか、「もう死んでしまいたい」とか思った時に飲む薬で、そういう用法はきっちり守りたいと思っています。