天気「シトシトと一日雨が降り続き」
昨日は夫婦喧嘩ばかりだった。朝はご機嫌さんだったのに、、、急に息子の部屋用に蛍光灯を買いたいと言ってきたのだ。取り付けてあった蛍光灯は、息子が東京へ引っ越す時に、荷物と一緒に持っていったから、今、部屋は物置代わりになっていて、夜は真っ暗なのだ。でも、なるたけお金を使いたくなくて、「大きな懐中電灯じゃダメなん？」と聞いたら、パパ切れちゃった。だから、いつもの様に、自然に機嫌が直るまで待っていようと思っていたのだが、夕方になってトイレに起きて来たので、「お義母さんのお見舞いに連れて行って」と頼んだら、その時は頭まで布団をかぶってしまったパパだが、しばらくして機嫌良く起きてきた。
でも、何で行きたいのかと聞かれて、「少しでもパパを見舞いに連れて行きたくて」と答えたら、また怒らせてしまった。主治医が、「後はもう出来るだけ来て手を握ってあげて欲しい」と言っていたから、そうしようと思っているだけなのに、口から出てくる言葉は優等生の言葉ばかり。自分でもよくわからないんだ。何で、こうも見舞いに行きたがっているのか。お義母さんとの付き合いは、もう23年になる。決して善人ではなかった。それでも後で心残りにならないか、それが不安で行っているのかもしれない。最期ぐらい看取ろうと。縁を切った舅にも「お義母さんはうちで見る」と新婚時代タンカ切っていたしね。でも、今の私では泊まりがけの看病すら出来ないので、パパ曰く「看病出来ないのに今頃になって10分や15分来てどうするねん。もう見舞いって段階やないんや」って。ずっと、病院の廊下のイスに座って１時間責められ続けた。帰りはもう涙が出そうで辛かった。
夕方、寝室へ行ってパパに声をかけた時、パパは「ラーメンでも食べる？」という優しい声を期待していたらしい。だって、いつもそう言っても「いらん」って言ってたじゃない。私だって学習するんだからね。