天気「段々と空が曇って雨になり」
今日は診察室で泣いて訴えてしまった。あちこちの口座が赤字になって手の施し様の無い状態で、「私にはもう何も出来ない」と泣き叫んだ。医者はカルテを書く手を止めて、なかなかうまく言葉が出てこない私の訴えを、聞いてくれたかどうかはわからないが、パパに今は躁状態とうつ状態の両方が出ているんだと説明していた。つまりは『躁うつ混合状態』と言う事か。朝夕飲んでいる抗精神病薬に抗うつ剤を一つ増やした。そうして、私に向かって「絶対に薬をたくさん飲んではダメよ」と繰り返し言っていた。大丈夫。薬の管理はパパがしているから。でも、医者からそんなセリフが出るなんて思いも寄らなかった。今が危ない時なのだろうか。
また姑の病院へ行ってきた。転院した時の元気さは無くなって、天井の一点を見ているだけだった。「手を挙げてみ」と言っても少しも挙がらなかった。病気の性質上姑が死ぬ時は一瞬で死ぬだろうから、パパはとうとう弟達に葬式の話を仕始めた。神戸の叔母さんにもそう連絡を入れたら、連絡を受けてからでは間に合わないだろうから明日最後の顔を見に行くと言ってきた。でも、明日はエアコンの取り外しにパパは立ち会う事になっていて、迎えに行けないのでタクシーでとの事。急行の止まる駅からは遠いから高くつくだろうなあ。それにしても、今日はどこも留守電ばかりで電話がなかなか繋がらなくて困った。電話で話が出来るようになるのを待っていたら夜になってしまった。パパはぶちぶち言っていた。こんなんで緊急の時はどうするのだろうか。
昨日の引越しでは、いつも人任せだった末弟がすごくよく働いていたらしい。帰って来たパパが感心していた。細かい物は何日もかけて車で運び出して、昨日で荷物はエアコンだけになってしまったらしい。やっと自分で考え、自分で調べて、自分でやっていける様になったか。良かった、良かった。もう40近いもんね。今、仕事も掛け持ちで二つ行っていると言うし、パパより働きもんだ。(笑)もう何があっても大丈夫だね。安心したよ。