天気「一昨日は霰も降って今日は雨」
パパは買い物が大嫌いである。でも一昨日は買い物をしないとカップ麺一つしか残っていなかった。パパが疲れているのはわかってはいたが、息子にももうちょっと何か食べさせたかったし、私も食べたかった。でも生理が多く長時間店内に居られないので家で献立を考えていて、それから出掛けて無事買い物をしてきた。ご飯も何とかすみテレビを見ていたら、急に息子の食べた鶏の唐揚げの骨にまだカスが残っているのが気になってそれを食べていたら、突然パパが怒った。「音を立てるな」と。「食べたかったら残った方を食え」と。でもそれはパパが息子に「明日食べたら」と言っていた奴じゃん。だから食べてはいけないものだと思っていた。そして素直に「わかった」と言わなかったからと言って、パパはまた怒って1人寝室にこもってしまった。何で私ばかりが我慢しなければいけないの。家にいる時ぐらい気楽にさせてよ。特に一昨日は生理二日目でパンツやパジャマを2度も汚して洗濯して、おまけに生理痛で痛くて寝ていたのに買い物にまで行ってきたんよ。テレビを喜んで見ていたら勝手にチャンネル変えるし、しかも私の嫌いな恐怖映画。見もしないのに変えないでよ。挙げ句に「パソコンしたかったのに、お前のせいで寝る羽目になった」と言う。寝るのは自分の勝手でしょ。人のせいにしないで!!
あースッキリした。それにしても喧嘩の度に私と一緒の部屋に居られなくなるのなら、思い切って離婚してしまえば良いのに。そうしたら全てパパの思い通りになるのに…。何でそう言ったら黙りこくってしまうのだろう。離婚する気が無いのなら、いちいち寝室にこもらないでよ。私が寝られなくなるじゃない。こんな事を思う私って鬼嫁かな。今、熟年離婚が流行っているそう。私は息子の為に絶対離婚だけはしまいと思っていたが(私達夫婦は共に離婚家庭だったから)、何だかそういう気持ちも薄れてきちゃった。息子はB型の私の性格が嫌いなので、同じA型のパパ側につくだろう。私は生活保護でも受ければ良いや。もうどうなっても良い。なる様になれってんだ。
昨日は診察日だったので、ちょうど良いから一昨日の喧嘩の事を話してみた。パパや息子がどう思うか察する事、つまり想像力は無いそうだ。勿論病気のせいである。そしてこの病気の人には何故か周りが見えない人が多いそうだ。空気が読めない、私も同じだ。道理でよく喧嘩になるはずだ。でも病気のせいだからと言って、今まで通りではいけないと医者は言う。もう大分良くなったのだから、ちょっとは家族と上手くいく様に、後で思い返してからで良いから気が付く様に努力してくれと言われた。そんなの無理無理。記憶力の無い私に出来るはずないやん。さっき喋った事も忘れるのに、どうして思い返す事が出来るだろうか。実はさっきも喧嘩になりかけたのだ。この二日間、休日のパパに自由に使ってもらおうと思って私はパソコンに触らなかった。そしてほとんど寝て暮らした。今日は映画が始まったらそれを見て寝ると言うので、パソコンを消さないで欲しいと私は言った。いつもパパは自分が終わったらとっとと消してしまうので…。そうしたら案外早くパパが使い終わったので場所を変われと言う。でも私、待っている間にテレビを見始めていてすぐにはパソコンをする気にならなかった。そこで一言言い放った。その言葉がパパにはきつかったそうで文句を言われた。そしてまた映画も見ずに寝室へ行ってしまった。何を言ったか、何を言われたか、丸っきり覚えていない。こんな状態で、どうやって気が付く様になれるだろうか。泣きたくなる。家事が出来なかった頃が懐かしい。あの頃は喧嘩する事もなかった。私は自由に暮らしていた。好きな時間に寝て好きな時間に起きる。そして好きな事だけをしていた。同じ屋根の下で私は家族とは懸け離れた生活をしていた。だから喧嘩になる事もなかったんだ。あの頃に戻りたい。治らなくったって良い。普通の生活が出来なくても喧嘩せずにすむのならその方がどれだけ良いだろうか。(涙)